この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
先生とわたし。
第5章 二人きりの放課後
あ~あ、先生もっとイカした男かと思ったのに・・・つまんないなぁ・・・
まぁ仕方ないか・・・教師が生徒に簡単に手出せないわよね、なかなか・・・
帰りの車の中、優は哀しみと退屈と嫌悪感でどうにも気持ちが塞いでしまい、涙と吐き気を精一杯我慢して隠した。
家教えるのや~めた。近くでおろしてもらお。
優は、両親とは離れて暮らしており、アパートに一人住まいしていた。
「はい、ありがとうございます。じゃ。」
緒方の車が見えなくなったのを確認して、優は、長江のアパートに向かった。