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第7章 睡眠姦 編 ２ー１ 優奈の憂鬱

自分の指さえ入れたことが無い場所へ、自分の手で
挿入する異物。
優奈はその衝撃を受け止めるのが精一杯で、気持ち
よさなど何も感じないまま、少しずつ蜜壺に埋めて
いく。

「はぁ　はぁ　はぁ　うっんんっ　はぁ　はぁ」

息だけが乱れて唇から洩れる。
十分に潤っている事と、太さが指のサイズの為に、
優奈が心配していた痛みなどは感じない。
ただ、身体の中に入っている、そんな感触はしっか
りと感じることが出来ていた。
第二関節まで挿入したところで、優奈はスイッチを
入れてみた。

「ああっ！あっ　ああ！　はぁはぁっ　ああっ！」

声をあげずにはいられなかった。
優奈の中に侵入している指が、お腹側にゆっくりと
曲がり始めた。
窮屈な場所に入って、しっかりと動いて、身体の中
から存在を主張する指。

何度も繰り返すその動きで、入り口と指の先で擦ら
れる所から、感じたことのないムズムズする感覚が
下半身に広がっていく。

気持ちよさで言ったら、クリトリスへの刺激の方が
強くても、妄想の中では好きな人が指を入れて愛撫
してくれている、今の状況が優奈は嬉しかった。

直也君の指が・・・指が私の中に・・・

直也は左胸を揉みながら、右手の中指を優奈の中で
クネクネと曲げ刺激してくる。
初めて身体の表面ではなく内側を刺激される、この
状況に優奈は興奮し喘ぎ続けた。



保健室で責任者は、ヘッドホンから聞こえてきた優
奈の遠慮のない感じた声に、聞き耳を立てていた。
バイブのスイッチを入れたことで、聞くことが出来
るようになったその声は、本気で感じていることが
分かる、セクシーでゾクゾクするものだった。