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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第8章 痴漢編 2-1
降りる駅が近付いて来た瑠璃が、抱きしめていた男
から自ら離れ、服装や髪の乱れを直し始めた。
呼吸も落ち着き、表情もイッテしまう程喘いでいた
とは思えない、いつもの端麗な顔立ちに戻っていた
そんな瑠璃の周りにいた痴漢達は、一般客の様に振
る舞い、数分前までそこで一人の美少女が喘ぎ、果
てた場所とは思えない雰囲気を作り出している。
ただ瑠璃のミニスカートの中のショーツをTバック
状にされたお尻、そこにかけられた大量の汚れた液
体と太腿まで垂れている瑠璃の白い愛液が、現実で
実際に起こったことをハッキリと認識させている。
外観上は痴漢に会う前と殆ど変らない様になっても
瑠璃はミニスカートの中の異常に、泣き叫びたくな
るのを我慢して、平静を装った。
知っている人に会いたくない・・・奈菜にも・・・
話し掛けられたら隠し通せる自信など無かった。
トイレに早く、行きたい・・・
太腿をキッチリ閉じていても、まだ男の指が中で蠢
いている様な気がする。
身体の外も中も早く綺麗にしたかった。
電車から早く、降りたい・・・
ホームが近付き電車が減速を始める。
俯いている視線の先に、見覚えのある靴を見つけた
それは瑠璃の身体を弄んだ痴漢の靴だった。
怖くて、恥ずかしくて痴漢達の顔は、はっきり見ら
れず一人も覚えていないが、口を塞ぎ、お尻を撫で
まわし、キスも奪った男の靴だとはっきり分かった
少しずつ顔を上げて確認しようとした時、電車が停
車した。
ドアが開き、乗客を吐き出す。
あっという間に人ごみに紛れ、靴も男の姿も見失っ
てしまう。
瑠璃も自分の意思とは関係なく、流されるように押
し出されてしまい、確認を諦めて階段に向かうしか
なかった。
少し離れた瑠璃の後ろからは、奈菜がじっと見つめ
ている。
第8章 痴漢編 2-1 完
ありがとうございました。
まだまだ、続きます。
から自ら離れ、服装や髪の乱れを直し始めた。
呼吸も落ち着き、表情もイッテしまう程喘いでいた
とは思えない、いつもの端麗な顔立ちに戻っていた
そんな瑠璃の周りにいた痴漢達は、一般客の様に振
る舞い、数分前までそこで一人の美少女が喘ぎ、果
てた場所とは思えない雰囲気を作り出している。
ただ瑠璃のミニスカートの中のショーツをTバック
状にされたお尻、そこにかけられた大量の汚れた液
体と太腿まで垂れている瑠璃の白い愛液が、現実で
実際に起こったことをハッキリと認識させている。
外観上は痴漢に会う前と殆ど変らない様になっても
瑠璃はミニスカートの中の異常に、泣き叫びたくな
るのを我慢して、平静を装った。
知っている人に会いたくない・・・奈菜にも・・・
話し掛けられたら隠し通せる自信など無かった。
トイレに早く、行きたい・・・
太腿をキッチリ閉じていても、まだ男の指が中で蠢
いている様な気がする。
身体の外も中も早く綺麗にしたかった。
電車から早く、降りたい・・・
ホームが近付き電車が減速を始める。
俯いている視線の先に、見覚えのある靴を見つけた
それは瑠璃の身体を弄んだ痴漢の靴だった。
怖くて、恥ずかしくて痴漢達の顔は、はっきり見ら
れず一人も覚えていないが、口を塞ぎ、お尻を撫で
まわし、キスも奪った男の靴だとはっきり分かった
少しずつ顔を上げて確認しようとした時、電車が停
車した。
ドアが開き、乗客を吐き出す。
あっという間に人ごみに紛れ、靴も男の姿も見失っ
てしまう。
瑠璃も自分の意思とは関係なく、流されるように押
し出されてしまい、確認を諦めて階段に向かうしか
なかった。
少し離れた瑠璃の後ろからは、奈菜がじっと見つめ
ている。
第8章 痴漢編 2-1 完
ありがとうございました。
まだまだ、続きます。