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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第9章 盗撮 編 3-1 コスプレ
暫くして更衣室から出てきた真奈と来瞳は、片づけを終えて待っていた大石に向かって小走りに駆けていった。
「今日はありがとうございました」
真奈がしっかりと頭を下げてお礼をすれば、来瞳も続けて同じように頭を下げる。
大石も慌てて頭を下げた。
更衣室で2人が何を話していたのか気になっていたし、そしてHな撮影をさせられた2人が最初に何を言ってくるのか内心ドキドキしていた大石は、礼儀正しい2人に拍子抜けをしてしまった。
「お、俺も勉強になったよ、うん・・・」
大石のどこかぎこちない返事に、真奈と来瞳はお互いの腕をからませたまま笑い出した。
「勉強になったの?そう・・・私も良い経験にはなったけど・・・」
そう言って真奈は来瞳とは反対側の目をパチパチと2回瞬きをさせる。
「私だって今日みたいな経験は初めてだったから、楽しかったよ。あの・・・またお願いしてもいい?撮影を・・・」
悪戯っぽい瞳で、来瞳は瞬きもせず見つめる。
「あっ、それなら私もお願いしたいな。また撮影してね」
真奈も負けじと口をはさむ。
2人の少女に詰め寄られて、じりじりとした、しかし嬉しい圧迫感を感じながら大石は答えた。
「もちろん、俺からもお願いしたいくらいだよ。よろしくね」
その返事を聞いた2人は急に真顔になって大石を見つめだした。
呼吸もせず瞬きもせず、じっと見つめている。
「な、何?どうかした?・・・」
平静を装っても動揺は隠せない。
大石は、2人の美少女に迫られたり、意味ありげに沈黙されて焦り、額に汗を掻いてしまう程だった。
どうなってる?お互いに何があったか知っているのか、いないのか、どっちなんだ・・・
俺はからかわれているのか?・・・
大石の心の中の焦りが分かってしまったのか、2人の少女はまた顔を見合わせて笑い出す。
そして、それに合わせて愛想笑いをし始めた大石の両側に立つと、腕を組んで引っ張る様に
してスタジオの外へ連れ出していく。
真奈と来瞳に腕を組まれれば、本来なら身体が浮き上がってしまいそうなくらいの喜びを感じるはずが、今の大石はHな事をしてしまった2人にチクチクと責められている気がして、背中まで汗を掻いてしまっていた。
「今日はありがとうございました」
真奈がしっかりと頭を下げてお礼をすれば、来瞳も続けて同じように頭を下げる。
大石も慌てて頭を下げた。
更衣室で2人が何を話していたのか気になっていたし、そしてHな撮影をさせられた2人が最初に何を言ってくるのか内心ドキドキしていた大石は、礼儀正しい2人に拍子抜けをしてしまった。
「お、俺も勉強になったよ、うん・・・」
大石のどこかぎこちない返事に、真奈と来瞳はお互いの腕をからませたまま笑い出した。
「勉強になったの?そう・・・私も良い経験にはなったけど・・・」
そう言って真奈は来瞳とは反対側の目をパチパチと2回瞬きをさせる。
「私だって今日みたいな経験は初めてだったから、楽しかったよ。あの・・・またお願いしてもいい?撮影を・・・」
悪戯っぽい瞳で、来瞳は瞬きもせず見つめる。
「あっ、それなら私もお願いしたいな。また撮影してね」
真奈も負けじと口をはさむ。
2人の少女に詰め寄られて、じりじりとした、しかし嬉しい圧迫感を感じながら大石は答えた。
「もちろん、俺からもお願いしたいくらいだよ。よろしくね」
その返事を聞いた2人は急に真顔になって大石を見つめだした。
呼吸もせず瞬きもせず、じっと見つめている。
「な、何?どうかした?・・・」
平静を装っても動揺は隠せない。
大石は、2人の美少女に迫られたり、意味ありげに沈黙されて焦り、額に汗を掻いてしまう程だった。
どうなってる?お互いに何があったか知っているのか、いないのか、どっちなんだ・・・
俺はからかわれているのか?・・・
大石の心の中の焦りが分かってしまったのか、2人の少女はまた顔を見合わせて笑い出す。
そして、それに合わせて愛想笑いをし始めた大石の両側に立つと、腕を組んで引っ張る様に
してスタジオの外へ連れ出していく。
真奈と来瞳に腕を組まれれば、本来なら身体が浮き上がってしまいそうなくらいの喜びを感じるはずが、今の大石はHな事をしてしまった2人にチクチクと責められている気がして、背中まで汗を掻いてしまっていた。