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第9章 盗撮　編　３－１　コスプレ

来瞳は大石にされた恥ずかしいことを赤裸々に語っていく。
それを聞いて真奈が、恥ずかしさに声をあげたり、羨ましそうに返事をしている。

顔を赤くしていた大石も、徐々に冷静に来瞳の話を聞けるようになってきた。
良く聞いていると、嫌だったとか、キモいなどとは一言も言っていない。
むしろ気持ちよかったとか、もっと続けて欲しかった、等の言葉が再三出てくる。

そうか・・・結局、来瞳も真奈もあんなことになったのを、嫌がるどころか楽しかったと思っているんじゃないか！
そうだったのか・・・それなら次は・・・

コスプレの撮影の予定はこれからも入っていて、２人同時ではなく１人ずつ撮影をしてほしい、という話もある。

展開次第ではまた、おいしい撮影になるかも・・・いや強引にそんな展開に持っていくのも、面白いかも・・・

大石があれこれ考えている内に、昼休みの終了を告げるチャイムが鳴り始めた。
真奈と来瞳は相変わらずＨな話をつづけながら教室へと戻って行った。

それを見届けた大石はまた、屋上で一人のんびりと過ごしながら、これからの事を考え始める。
ワクワクが止まらなかった。


－－－１部　完－－－
ありがとうございました
一旦終了。続き、書きます