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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第10章 禁断 編 1-1
前川は、それとなくあやなを注意して見ると、身体の変化の違いに今更ながら気が付かされた。
普段は男女合わせて30人弱の部員を見ているから気が付かなかったのか、女性らしさが身体の中で色々と目立ってくるようになっていたのだ。

胸の膨らみが明らからに増してきて、前川の好きな巨乳とまではいかなくても、体操選手のなかではふっくらとしているレベルになっていた。

1年生の時は横から見たら真っ直ぐな板のようだった胸が、はっきりとした膨らみを持ち、薄い生地のレオタード越しにその形と大きさが分かるほどには膨らみだしている。

ウェストがキュッと細いのは変わらないが、腰回りやお尻にはいい感じで薄くでも肉が付き始めている。
体操選手にとってはやっかいな事だが、レオタードを着た女性として見れば魅力的なスタイルになってきた。
細く長かった太腿も、形よく鍛えられた筋肉が程よく突き、腰から脚線につづくラインを綺麗に見せている。

小顔でポニーテールが似合う子供っぽさが残る美少女と言った印象があったが、スタイルの変化に合わせて表情にも大人っぽさが顔を出すようになった。
タオルで汗を拭く姿さえ、周りの目を引き付ける色っぽさが少しだけでも覗く様になってきた。

告白された2年前とは、違って成長しているんだと思い知らされた。
意識して見ないようにしている間に、少女から女性へ変化しつつある、ある意味興味深い時期にきているのだろう。

太腿のケガの状態を見ている時はそれほど意識しなかった、あやなの女性になりかけの魅力に気が付いてしまうと、前川の女好きな一面がムクムクと大きくなっていく。

いや、ここはまじめにやらないと・・・第一ケガをしたら大変だからな・・・


軽く心の中で葛藤している前川に、あやなが声をかけてきた。
 
「平均台の演技を見て欲しいんです。一度通してやってみます」

そう言ってあやなは軽く頭を下げると、試合の時の様に演技を始めた。
頷いた前川は、邪魔にならない程度の距離を置き、変な落ち方をした時の補助をするために身構えながら見守った。

途中の前方回転が問題なんだよな・・・

前方回転は着地する足元が最後まで見えないので、後方に回転するよりも難易度が高い。
平均台の上では尚更だった。

その演技に備えて緊張感を持って見守るが、やはりあやなのレオタードに包まれた身体に目が引き付けられる。
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