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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第10章 禁断 編 1-1
触っている太腿の感触が柔らかくなり、キュッと閉じていたお尻の割れ目が少しだけ緩んだのが分かる。
異常個所が無いか探ろうと、太腿の裏側を撫でたり擦ったり、軽く揉んで確認しつつ、前川は自分の下半身が緊張し始めているのを感じていた。
練習前にはいやらしい目で見つめても湧かなかったHな感情が、今は沸々と湧きあがってくる。

あやなの身体も太腿を撫で上げると、ピクッと可愛く反応するのは練習前のチェックの時にはなかったことだ。
その事に気が付いた前川は、太腿には異常がなさそうだと判断して一安心すると、しかしそれは告げづに触り続けることにした。

おいしい思いをさせてもらうか・・・

「張りがあるのはこの辺か?」
あやなの返事は関係なく際どい所まで触ってしまうつもりだった前川は、その前にドキッとさせられた。
「少し・・・上です・・・」
顔を伏せたまま小さな声で、前川が触っている太腿の位置より更にお尻に近い位置を触る事を許したあやな。

表情は分からなくてもあやなが顔を赤くして耐えていることを想像すると、前川はもっと辱めたくなってくる。

「えっ、あっ・・・」

あやなが驚き、顔を上げかけてまた伏せる。
前川はあやなが許した場所よりももっと際どい、お尻と太腿の境まで手を動かしてマッサージする様に揉み込んでいく。
特に親指は内腿まで届いていてレオタードの股間部分まで1,2cmしか離れていない。
太腿を掴んでプルプルと左右に揺すれば、レオタードが食い込んで露出しているお尻もプルンと揺れていく。

「んっ んんっ・・・」
軽く呻いたあやなの下半身が緊張して更に硬くなる。

「力を抜かないと分からないな。もっとお尻を上げてみろ」
そう言いながらあやなの返事など待たずに腰を持ち上げ、逆に胸をマットに付けさせる。
身体が柔らかいから難無く魅力的ないやらしいポーズができてしまう。
あやなも戸惑ってはいても特別抵抗することは無かった。

レオタードが食い込んでいたお尻は、高く突きだすことで更に剥き出しになっていく。
白くきめの細かい綺麗な肌のお尻を間近で見つめると、このままレオタードを脱がして全裸にしてみたくなる衝動にかられる。
我慢しつつ膝裏からお尻に向けて、太腿の上に微かに付けた指先をユックリと動かしていく。
「はぁっ・・・」
あやなが湿度の高い息を吐きだした。
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