この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第11章 睡眠姦 編 3-1  
美奈は加奈がシャワーを浴びた後のオナニーで、中イキから眠りに落ちたところまでの録画映像を見終えると、壁の時計を見上げた。
午後9時20分、理事長が指定した時刻を過ぎていた。

そろそろ行ってあげようかな・・・少しは飲み始めている頃よね・・・

スマホには理事長からの着信とメールが一件ずつ入っているが、応答はしていないし、メールの内容も確認していない。
少しでも契約の金額を吊り上げるために焦らそうとする作戦のうちの一つだった。

席を立ち鏡の前でもう一度全身をチェックする。
やる気満々で来たと思われない為と、少しでも焦らせるように服を決めていた。
身体のラインはそれなりに分かるが、胸や腕の露出は控え、スカートの裾は膝のすぐ上と、美奈にとっては長めの丈のワンピースで色も落ち着いた物だった。
ただ裾が乱れて脚が露出した時は、肌の綺麗さが引き立てるられる色合いにはしてある。

自身の身体の疼きを若干感じて、美奈は苦笑した。

加奈ちゃんのイキ方・・・若くて切れがあって・・・興奮しちゃったな・・・
それに・・・やっぱり、たまにあるのよ。女は・・・

自分に言い聞かせながら美奈は部屋を出た。

オナニーだけじゃ物足りなくって、嫌じゃない相手だったらその時の成り行きでHしてもいいかなって時がね・・・
だから、何回断られてもめげないで誘い続ける男って得なのよね・・・
でも、今回は契約の金額次第だけど・・・

別の階にある理事長の部屋、スイートルームにゆっくりと向かった美奈がドアをノックした時には午後9時30分に近い時刻だった。
のんびりした返事の後、鍵を開ける音がして内側に開かれたドア越しに少し赤い顔をした理事長の顔が見えた。

やっぱり飲んでる・・・ちょっと怒ってるかな?ふふっ・・・

「ごめんなさい、具合が悪い生徒がいて診ていたので・・・急いで来たんですけど」

美奈の言い訳を聞いていたのかいなかったのか、急にニコニコした深澤は急いで手招きをして彼女を部屋の中に呼び入れた。
ドアを閉めてオートロックの音がした後、わざとらしく美奈の背中を押しながらソファまでエスコートする。

座る事は勧めないで、自分だけ向かいのソファに腰を下ろすと、グラスを片手に全身を遠慮することなく眺め出した。
/909ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ