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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第11章 睡眠姦 編 3-1  
美奈の左手が胸から下腹部へ移動して、指先でクリトリスを刺激しだすと、尚更深澤の気持ちは強くなった。

フェラをしている内に我慢できなくなったのか・・・欲しくなったけど入れられたくない・・・でも、欲しい・・・そんなところか・・・

美奈は深澤のモノを口の中いっぱいに頬張っているから、まともに声を出せずに喘ぎだした。
指の動きが速くなり急激に気持を昂ぶらせているのが分かる。
幹を挟み込む唇の力が強くなり、舌が滅茶苦茶に暴れ出す。
唇の端から涎がタラタラと垂れていく。

深澤も気持ちを昂ぶらせながら、美奈の逝く瞬間を待っていた。
指の動き、加えたままの喘ぎ方から、それは間近そうだった。

美奈の舌先は射精を促すかのように、深澤の先端を突いている。そして唇がカリに引っかかったまま、果ててしまいそうな位喘ぎだした。

言葉にならない声を漏らしながらその瞬間を迎えだした美奈に合わせて、深澤も感情のまま思い切り口の中に放った。

酸素を求める様な息遣いの中に、そのままでは呼吸が出来なくらい溜まった深澤の液体をどうしようもなく飲み込んでいく美奈。
そうしなければならないように、深澤が腰を前に進めて抜けないようにしていたためだった。

咥えたまま咽ながら飲み込むときに、カリに当たる歯の感触が心地いい。
全部飲み込むにはしばらく時間がかかったが、それを終えると美奈はヘナヘナと崩れ落ちてしゃがみ込んでしまった。


深澤はまだまだ体力的にもイケる状態だったが、美奈は余程疲れてしまったようだ。
浴室からまた抱きかかえられてベッドまで運ばれると、部屋まで歩いて帰りたくないと、駄々をこね始めた。
挙句の果てに、もうこのままベッドで休みたいと言い出し、シーツを頭までかぶると小動物の様に丸くなって眠ろうとしている。

溜息をついた深澤は首を2,3度振った後、美奈と一緒のシーツに潜り込んだ。
すかさず全裸の美奈がしがみ付いて来る。
ただ、それ以上は求めずに静かな規則正しい寝息をすぐに立てはじめた。

深澤のモノはすでに天井を指し示すほどそそり立っていたが、安らかな寝顔を見ていると、こんな気分で明日の朝まで我慢する経験を味わうのもいいか・・・
そんな気になってくる。

「うっ・・・んっ・・・」

美奈が呻きながら深澤の胸の上に手を乗せる。その手をそっと包み、同じように眠りに落ちていった。

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