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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第1章 痴漢編 1-1
ある時はお尻の割れ目に沿って上から下に指を押し
当てられ、思わず叫び声をあげてしまいそうになっ
たこともある。
お尻に少し食い込み気味のショーツのラインを指で
ゆっくりとなでられたこともあった。

今思い出しても鳥肌が立っていた。

(でも、もう私の事は狙ってないだろうし・・・
大丈夫だよね・・・)

根拠のない理由で自分を安心させようとする。

電車が到着しホームに滑り込んで来る。まだ停車
してもいないタイミングで少しずつ乗車口に詰め
寄る乗客達。
その波に押されて少女も前に押し出される。

(降りるとき大変だから、入り口に近いところに
立たなきゃ)

そう思い位置を変えようとするが、グイグイと横
や後ろから押されながら、乗車口の中央へ移動さ
せられてしまう。

(イヤッ 押さないでよ!まだドアが開いてない
のに!)
既に乗車前の段階で身体の左右と後ろにはピッタリと
人が張り付いている状態だった。

かろうじて胸の前でバックを抱えて少し空間を確保
できているが、太腿やお尻の辺りには何かが数回当
たったりしている。
遅刻してでもこの電車は止めれば良かったかも・・
と思っても遅すぎた。

電車のドアが開くと同時に自分の意思とは関係なく
押されながら、そして左右から抱えられるようにし
て、反対側の閉じている出入り口まで運ばれてしま
った。

(離してよ!何なの!イヤッ!)

あきらかに不自然な状態に周りを確認しようとする
が、ドアのガラスに上半身を押し付けられるように
後ろから押されてしまい、振り向くことができない。

(おかしいよ、こんなのおかしい。どうしたらいい
の?)

左右と後ろから押され続けながら身動き取れない
状態になってしまい恐怖心が沸々と湧き起ってくる
が、騒ぎ立てる訳にもいかず、じっとして俯くしか
なかった。
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