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第12章 イチャラブ　編　１－１

特に京一の視線は、目で舐める様だったな・・・
沙紀の腕が動くたびに、脇をじっとみつめていた・・・

姿勢によっては、ノースリーブの脇から胸の膨らみ始めているところが覗けるのを、京一も気が付いていたのだろう。

俊は付き合っている自分でさえ、まだ直接見たり触ったりしていない彼女の乳首の位置を２人の友達に凝視されているのに、何とも言えない下半身の疼きを感じていた。

なんだろう・・・この感じ。・・・見られてるって意識した途端に、興奮してしまう・・・
俺も梨乃ちゃんや心愛ちゃんの胸をガン見してるけど、あいつらはどう思ってるのか・・・



きゃっ！

突然、梨乃の短い悲鳴に続いて、沙紀と心愛の声が響く。

あ～！お姫様抱っこ！いいな～

２人とも羨ましそうな声を揃ってあげた。
俊が振り返ると、琢磨がソファに座ったまま梨乃の背中と膝裏に手を通して抱きかかえている。
顔を赤くしながらも、嬉しそうに白い歯を見せて笑っている梨乃。
琢磨も照れながらしっかりと彼女の身体を支えている。

京一に続いて俊もそんな二人を撮影してあげる。
梨乃はすっかり舞い上がっているようで、タンクトップの胸元からは日焼けした谷間と、していない白い膨らみが見放題になっていた。
更に、もうすこし胸元の服が捲れれば、乳首まで見えてしまうだろう。
撮影をしながら、またじっくりと鑑賞させてもらえて俊の股間が熱くなってくる。

京一を見れば、抱えられてショートパンツからさらに剥き出しにされている梨乃の太腿に視線が釘付けになっていた。


冷やかされながら琢磨と梨乃の撮影が終わると、自然に他のカップルの順番になっていった。

俊がソファに座っている彼女の隣に座り、肩を抱き寄せる。
笑顔のまま身体を預けていく沙紀。
梨乃たちの撮影を見ていたからか、恥ずかしさは彼女ほどは感じていないようだ。

傍にいた京一には沙紀が小声で、嬉しい・・・と呟いたのが聞き取れた。

今度は撮影する側に回った琢磨が、２人にあれこれポーズを要求していく。
沙紀に両手を俊の首に回させると、左の脇が京一からハッキリと見える様になってしまう。
日焼けしていない白い肌、毛穴など無いかのようなツルリとした、普段は人目に付くこともないその場所が、目の前にある。