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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1

その時になって2人とも汗だくになっていることに気が付き、心愛の額や頬に汗で張り付いた髪を優しく直しながら、耳元で囁く。
「好きだよ・・・」
心愛は静かに顔を伏せたが、腰に回していた手に少しだけ力を入れてきた。
京一はそれだけで十分、幸せな気分になれた。
胸に顔を埋めながら、実は心愛も嬉しさでニヤけていた。
心も身体も繋がったようで、クローゼットの外の事は全く意識に入らず、ずっとこうしていたいと思っていた。
「・・・ご、ごめんなさい・・・」
「・・・いや、俺調子に乗りすぎちゃったよ、ごめんな」
大きな声を出した後すかさず謝った梨乃へ、琢磨も素直に謝った。
梨乃から身体を離し、彼女が身体を起こすのを優しく手伝う。
お互いに乱れた髪や服を直してから見つめ合い、笑いあってから、どちらからともなく顔を近づけ、軽く唇を合わせた。
「行こうか」「うん」
何事もなかったかのように爽やかさを取り戻した2人は、手を繋いで部屋をでていった。
しばらくしてクローゼットのドアが少しずつ慎重に開き始める。
京一の目だけがキョロキョロと部屋の中を確認すると、大きく開かれた扉から2人がゆっくりと出てきた。
暑い・・・
同時に同じことを言ってしまい、苦笑し合う。
「琢磨と梨乃の事は内緒にしておこうな」
「もちろんだよ。これから気まずくなっちゃうから・・・」
パタパタと手で顔を仰ぎながら照れくさそうに心愛が笑い、言った。
「2人とも仲が良かったね」
「ああ、なんかお似合いだったな、2人とも」
「うん、そうだね・・・」
京一がそっと心愛に近づき、肩に手をかけて引き寄せた。
素直に身体を寄せてくれた彼女の顎を上に向けると、唇をそっと触れさせる。
すぐにギュッと抱きしめて言った。
「俺たちだってお似合いだろ?」
「うん・・・」
心愛の身体が更に京一に押し付けられる。
自分の胸の膨らみが彼のアロハの胸に触れていることで、再び彼を興奮させていることを自分の下腹部で感じ、今更ながら心愛も顔がポッと熱くなる。
彼に気が付かれないように深呼吸をしてから言った。
「あのね・・・あの・・・シャワーを浴びたいの。だって・・・汗、沢山かいちゃったから
・・・いい?・・・」
「好きだよ・・・」
心愛は静かに顔を伏せたが、腰に回していた手に少しだけ力を入れてきた。
京一はそれだけで十分、幸せな気分になれた。
胸に顔を埋めながら、実は心愛も嬉しさでニヤけていた。
心も身体も繋がったようで、クローゼットの外の事は全く意識に入らず、ずっとこうしていたいと思っていた。
「・・・ご、ごめんなさい・・・」
「・・・いや、俺調子に乗りすぎちゃったよ、ごめんな」
大きな声を出した後すかさず謝った梨乃へ、琢磨も素直に謝った。
梨乃から身体を離し、彼女が身体を起こすのを優しく手伝う。
お互いに乱れた髪や服を直してから見つめ合い、笑いあってから、どちらからともなく顔を近づけ、軽く唇を合わせた。
「行こうか」「うん」
何事もなかったかのように爽やかさを取り戻した2人は、手を繋いで部屋をでていった。
しばらくしてクローゼットのドアが少しずつ慎重に開き始める。
京一の目だけがキョロキョロと部屋の中を確認すると、大きく開かれた扉から2人がゆっくりと出てきた。
暑い・・・
同時に同じことを言ってしまい、苦笑し合う。
「琢磨と梨乃の事は内緒にしておこうな」
「もちろんだよ。これから気まずくなっちゃうから・・・」
パタパタと手で顔を仰ぎながら照れくさそうに心愛が笑い、言った。
「2人とも仲が良かったね」
「ああ、なんかお似合いだったな、2人とも」
「うん、そうだね・・・」
京一がそっと心愛に近づき、肩に手をかけて引き寄せた。
素直に身体を寄せてくれた彼女の顎を上に向けると、唇をそっと触れさせる。
すぐにギュッと抱きしめて言った。
「俺たちだってお似合いだろ?」
「うん・・・」
心愛の身体が更に京一に押し付けられる。
自分の胸の膨らみが彼のアロハの胸に触れていることで、再び彼を興奮させていることを自分の下腹部で感じ、今更ながら心愛も顔がポッと熱くなる。
彼に気が付かれないように深呼吸をしてから言った。
「あのね・・・あの・・・シャワーを浴びたいの。だって・・・汗、沢山かいちゃったから
・・・いい?・・・」

