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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
それを見て、彼女達は笑いをこらえながらそれぞれの彼氏の前に立った。
いい?・・・
アイコンタクトで確認した梨乃に沙紀と心愛が無言でうなずいた。
彼氏が差し出している手に、彼女達が両手をそっと重ねる。
目を瞑ったまま怪訝な表情に変わったのをみて、またクスクスと笑ってしまった彼女達。
梨乃の、せーの、という無言の合図で、グッと彼氏の手を自分の方へ引き寄せた。
不意を突かれて思わず前かがみになった彼氏たちの唇へ、彼女たちが素敵なプレゼントを贈った。
3人の彼氏達の唇に柔らかくプルンとした感触の唇が触れると、まるで魔法にかかったように動けなくなってしまう。
目を開けることなく固まっている間に、彼女達は叫びながら走り出す。
「きゃー」
「逃げろー」
「目を開けちゃだめー」
笑顔で黄色い歓声を上げながらあっという間に走って遠ざかっていく。
彼氏たちが目を開けた時には、彼女の姿は小さくなっていた。
キスされた唇に無意識に手を当てて顔を見合わせていた男子たちも、笑顔に変わると歓声を上げながら走り出した。
訳の割らない声を発しながら全力で彼女の後を追っていく。
「うそ!追いかけてくる!」
「え!ホント!やだー」
「もう!デリカシーが無いんだから!最低!」
追ってくることまでは考えていなかった彼女たちは焦って走り続けるが、追いつかれるのは
時間の問題そうだった。
いつの間にか彼女達3人から笑顔が消え、真面目な顔で走り出す。
誰も話などする余裕はない。
スカートの裾が捲れるのも構わず、太腿を露出させながら走る。
ずっとずっと・・・このまま走り続けていたい・・・
心愛も梨乃も沙紀も気持ちは一緒だった。
彼氏たちにいつまでも追いかけられていたい・・・
足音がすぐ後ろにまでせまっている。
追いつかないで!
ずっとずっと・・・このまま走っていたいから・・・
イチャラブ編・・・完
ありがとうございました
いい?・・・
アイコンタクトで確認した梨乃に沙紀と心愛が無言でうなずいた。
彼氏が差し出している手に、彼女達が両手をそっと重ねる。
目を瞑ったまま怪訝な表情に変わったのをみて、またクスクスと笑ってしまった彼女達。
梨乃の、せーの、という無言の合図で、グッと彼氏の手を自分の方へ引き寄せた。
不意を突かれて思わず前かがみになった彼氏たちの唇へ、彼女たちが素敵なプレゼントを贈った。
3人の彼氏達の唇に柔らかくプルンとした感触の唇が触れると、まるで魔法にかかったように動けなくなってしまう。
目を開けることなく固まっている間に、彼女達は叫びながら走り出す。
「きゃー」
「逃げろー」
「目を開けちゃだめー」
笑顔で黄色い歓声を上げながらあっという間に走って遠ざかっていく。
彼氏たちが目を開けた時には、彼女の姿は小さくなっていた。
キスされた唇に無意識に手を当てて顔を見合わせていた男子たちも、笑顔に変わると歓声を上げながら走り出した。
訳の割らない声を発しながら全力で彼女の後を追っていく。
「うそ!追いかけてくる!」
「え!ホント!やだー」
「もう!デリカシーが無いんだから!最低!」
追ってくることまでは考えていなかった彼女たちは焦って走り続けるが、追いつかれるのは
時間の問題そうだった。
いつの間にか彼女達3人から笑顔が消え、真面目な顔で走り出す。
誰も話などする余裕はない。
スカートの裾が捲れるのも構わず、太腿を露出させながら走る。
ずっとずっと・・・このまま走り続けていたい・・・
心愛も梨乃も沙紀も気持ちは一緒だった。
彼氏たちにいつまでも追いかけられていたい・・・
足音がすぐ後ろにまでせまっている。
追いつかないで!
ずっとずっと・・・このまま走っていたいから・・・
イチャラブ編・・・完
ありがとうございました