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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
夏妃だけがお客さんに話しかけるのではなく、個々のメンバーが声をかけようと決めてあった。
あいみちゃ~ん!と声をかけてくれたお客さんへ、私はとびっきりの笑顔で手を振り、話しかける。その途端に他のメンバーへも声がかかり始める。それに応えて手を振ったりウィンクを返したりして盛り上がっていった。

お客さんは、前回よりも多いと言っても40人くらい。でも、それだからこそお客さん全員の顔を見て視線を合わせることが出来る。私は1人1人に、応援してね、と気持ちを込めて笑顔と視線を送った。

「は~い!声援、ありがとうございます!それでは今日も一曲目はデビュー曲の・・・です!聞いて下さい!!」

テンポの速い、ノリのいい曲に合わせて歌い、踊る私達。すぐにファーストステージの時よりも声が出て、動きもスムースに踊れていることに気が付いた。
隣で踊る夏妃や舞風と目を合わせて微笑む余裕もある。視線の合ったお客さんにウィンクを飛ばすことも出来た。
ダンスの苦手だった私でも成長していることが実感できて、テンションが上がっていく。
私だけじゃなくメンバー全員が同じように調子がいいみたい。
そんな私達のパフォーマンスに、お客さんたちも盛り上がってくれる。
でもその視線は、歌やダンスだけでなく、パンチラやブラチラに引き付けられて次第にねっとりとしたものに変わっていった。

ファーストステージの時に感じた、太腿や胸がゾクゾクするような刺激を感じ始める。
私達は膝をあげたりターンをしたりして、惜しみなくパンチラを見せてあげる。
前屈みになって胸の谷間を見せつけながら身体を左右に揺らせば、膨らみも刺激的に揺れる。ポロリとこぼれ出そうな不安を我慢して見せつけていく。
前回よりも振りを大胆にして、より見せることを強調したダンスにお客さんのボルテージも上がっていった。
人数が増えている分Hな視線の圧力を凄く感じる。まるで視線が糸になって身体中に巻き付いて来るようだった。

曲が終わると、早くも汗をかいて軽く肩を上下させている私達に、びっくりする程の拍手と歓声が送られてきた。
お客さんの数は40人程でも、向けられてくる力の様なものは前回とは比べ物にならないくらい大きかった。
その強さに圧倒されてしまいそうでも、私は自分で気合を入れ直した。

私達の方からもっと発信しないと!・・・
隣の夏妃と頷き合った。
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