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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
私達は、2曲目3曲目の歌でもステージの立ち位置からダンスの振りまで、前回よりパンチラやプラチラが見られやすいようにして、お客さんの興奮を煽っていった。
いくら歌やダンス、トークを頑張っても見に来てもらえなければ、グループの解散、が待っている。
5回のライブの内、1回でいいいから100人に届かなかったら、強制的にそうなってしまう。
恥ずかしいけれどHな演出もなければ、目標に届かない事はファーストステージを経験して5人ともハッキリと分かってしまった。
このままの調子で5回目に100人を超えるのは難しい。
それなら、3回目のライブでそれを一気に狙えるようにセカンドステージで手を打っておこうと考えたのだ。
4曲目にいく前に、夏妃が話を始めた。
「はぁはぁ・・・今日も皆の声援が凄いから、私達いつも以上に頑張れてます!ありがとう!」
メンバーも口々にお礼を言ってお客さんに手を振った。
ステージの端まで行って頭を下げ、手を伸ばせば触られてしまう近さで胸チラを見せつける。
はぁはぁと息を切らしている風を演じながら、胸の谷間から汗を滴らせる。
お客さんが目を見張ってそれを見つめているのが良く分かった。
ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえて来る気がした。
「・・・それで、私達からお礼にプレゼントが有ります。気に入ってくれるといいんだけど・・・」
夏妃は、はにかんだ笑顔と、それでいて不安な気持ちも浮かばせた絶妙な表情で話す。
「愛美から説明してもらいま~す!」
私はステージの端まで進むと深々とお辞儀をした。
胸元は勿論、ミニスカートから伸びる太腿にも絡みつくような視線を感じながら、笑顔で話す。
「次の4曲目の間だけ特別に・・・スマホでの撮影OKの許可が出ました!!」
私の言葉にメンバーは歓声をあげてお客さんを煽る。当然、いつもの おおっ!と言う低い声が響く。
そう思っていた私達は、唖然としてしまった
一斉にお客さんはスマホを取りだし、早くもこちらに向けて構えている。
しかも無言で真剣な表情を見せていた。
その、あまりに素早く統一された行動に、メンバー全員目を丸くしてしまった。
そ、そんなに撮りたいの?・・・
あいみちゃん、こっち!
声をかけてくれたお客さんに手を振りながら、私は少し引きつった笑顔をしてしまった。
いくら歌やダンス、トークを頑張っても見に来てもらえなければ、グループの解散、が待っている。
5回のライブの内、1回でいいいから100人に届かなかったら、強制的にそうなってしまう。
恥ずかしいけれどHな演出もなければ、目標に届かない事はファーストステージを経験して5人ともハッキリと分かってしまった。
このままの調子で5回目に100人を超えるのは難しい。
それなら、3回目のライブでそれを一気に狙えるようにセカンドステージで手を打っておこうと考えたのだ。
4曲目にいく前に、夏妃が話を始めた。
「はぁはぁ・・・今日も皆の声援が凄いから、私達いつも以上に頑張れてます!ありがとう!」
メンバーも口々にお礼を言ってお客さんに手を振った。
ステージの端まで行って頭を下げ、手を伸ばせば触られてしまう近さで胸チラを見せつける。
はぁはぁと息を切らしている風を演じながら、胸の谷間から汗を滴らせる。
お客さんが目を見張ってそれを見つめているのが良く分かった。
ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえて来る気がした。
「・・・それで、私達からお礼にプレゼントが有ります。気に入ってくれるといいんだけど・・・」
夏妃は、はにかんだ笑顔と、それでいて不安な気持ちも浮かばせた絶妙な表情で話す。
「愛美から説明してもらいま~す!」
私はステージの端まで進むと深々とお辞儀をした。
胸元は勿論、ミニスカートから伸びる太腿にも絡みつくような視線を感じながら、笑顔で話す。
「次の4曲目の間だけ特別に・・・スマホでの撮影OKの許可が出ました!!」
私の言葉にメンバーは歓声をあげてお客さんを煽る。当然、いつもの おおっ!と言う低い声が響く。
そう思っていた私達は、唖然としてしまった
一斉にお客さんはスマホを取りだし、早くもこちらに向けて構えている。
しかも無言で真剣な表情を見せていた。
その、あまりに素早く統一された行動に、メンバー全員目を丸くしてしまった。
そ、そんなに撮りたいの?・・・
あいみちゃん、こっち!
声をかけてくれたお客さんに手を振りながら、私は少し引きつった笑顔をしてしまった。