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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
3回目に続いて4回目のライブも、なんと入場者100人越えで終えることが出来た私達ファータフィオーレ。
今日5回目もほぼ満員に近い入場者を迎えて、ノリノリで歌い踊っています。
際どい衣装でパンチラや胸チラを気にしないで踊り、それでいて歌も上手い。
そんな話と写真がSNS上で広がって、前回と今回は入場することが出来ないお客さんもいるような状況です。

リーダーのしっかり者の夏妃さん、優しいお姉さんみたいな愛美さん、人見知りの美少女な涼奈ちゃん、同級生でも大人っぽい舞風ちゃんの4人に続いて、今日は私もセンターで歌うことができます。
5回目になるとメンバーそれぞれのキャラにファンが付き始めていて、私にも声が沢山かかるようになりました。

「ここる~ん!」
グループのサイトで募集したメンバーの愛称で、私はここるん、に決まりました。
両手を振ってピョンピョン飛び跳ね、パンチラをサービスしながら声援に応えます。
「おにいちゃん達!ありがと!~」
そう応えると、おおっ!と低い声が響き、お兄ちゃんたちの顔が嬉しそうにニヤニヤしていきます。
メンバーの中で一番幼そうに見え、いつもツインテールにしているから妹キャラにされてしまったようです。幼児体型だから、と書き込みもたくさんあったけれどそれは不満でした。

「私のこと、幼児体型だってサイトに書き込んだお兄ちゃん達!そんなことないんだから!」
歌う前のわずかな時間でも、お客さんとコミニュケーションを取ります。
笑い声と、え~!と言う声が響く中、ツカツカとステージの端まで進みました。
当然お客さんの視線が私に集中します。流石にミニスカートの中は直接覗かれなくても、剥き出しの生脚やお腹やタンクトップの膨らみまで、視線の圧力を感じるほどに見られています。
それを心地よく感じながら、拗ねた振りで訴えました。
「ほら!胸はちゃんと膨らんでるし、ウェウトは括れてるでしょ?お尻だってプリッとしてるんだから!」
それぞれを強調する様にポーズをとって、お兄ちゃんたちを喜ばせます。
ひやかす声に混じってセクシーだよ!と声をかけてもらい、ようやく満足顔でセンターの位置に戻って曲紹介をしました。

歌って踊りながら、5回のライブで自分自身は随分成長できたんだな、と実感していました。
自分からお客さんに声をかけるなんて初めの頃は想像もできなかったから。
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