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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第4章 凌辱編 1-1
それは意外だったが、これからの展開には好都合か
も知れなかった。

「今日は帰ってゆっくりやすみなさい。ただし、明
日からはいつも通り生活して、学園にも休まずに来
ること。
ご両親に心配はかけないように」

美緒は何か言いたそうだっが、開きかけた唇を閉じ
てしまった。
英玲奈はさっきまで、はぁはぁと喘いでいたのが
ウソのように静かな呼吸をしている。
ただ頬が上気し、赤くなっているのが可愛かった。

2人とも言葉はなく、静かに部屋を出て行った。

入れ替わりに警備員と、教頭が入ってくる。

「英玲奈には随分上手く指導したんだな」
警備員に聞いた。

「校長の指示通り、2人で焦らしに焦らしましたか
らね」

「最後はおねだりもさせましたから」
教頭も笑いながら話した。

「しかし、美緒の指導は中身が濃かったですね。
参考になりましたよ」
どうやら警備員と教頭は覗いていたらしい。

「彼氏たちとのセックスでは、もう満足できないで
しょうね、あの身体は・・・」

警備員が真剣な表情で言ったが、
3人で目を合わせると、誰ともなく笑いが漏れた。


***第4章 凌辱編 1-1 完(続き書きます)***
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