この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
心が心配事から解放されると、同じことをされても感じ方は全然違っていた。
今までよりも声を上げ身体をくねらせて悶える私に、佐伯さんの興奮度も上がっているのが分かる。それが更に私を興奮させて、結局2人でどんどん盛り上がっていく。
佐伯さんの腰が今までよりもずっと早く動き、私が仰け反って先にイッテしまってから、後を追うように佐伯さんもイッテしまう。
時間は短くても中身がギュッと詰まった様なセックスに、私の身体は十分に満足していた。
「はぁはぁはぁ・・・んんっうっはぁはぁ・・・気持ち・・・いい・・・」
思わず出てしまった言葉に、佐伯さんも続ける。
私の身体に体重がかからない様に、肘をついて私を見降ろしている。
「ふぅっ・・・こんなに没頭したのは久しぶりだよ・・・次は・・・いつ・・」
「マネージャーに・・・はぁはぁ・・・お願いします・・・」
私の素早い返事に佐伯さんは苦笑した。
「次の仕事次第ってことか?分った、その時はよろしく」
私が許す時間いっぱいまで求めてきた佐伯さんは、帰り際に優しい言葉を掛けてくれた。そして、こんな形で決まった仕事でも、仕事には変わりないからお互いにいい作品を作っていこうと言ってくれた。
元気よく返事とお礼を言って部屋を先に出た私は、ファータフィオーレのみんなが驚くのが楽しみで、それを想像するとついつい顔が緩んでしまっていた。