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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第14章 禁断 編 2-1
「簡単に推薦して欲しい、って言ってもな・・・今の時期は推薦が欲
しくて依頼してくる生徒が多いし、実績のある選手を優先するのが当
たり前なのは分かるよな?」
残念そうな感情を見せながら話すと、私が期待した通り雅はすぐに食
付いてきた。笑顔が薄くなり、表情が硬くなってくる。
「それは・・・分かります。私、実績はないけど・・・でも、でも体
操部の中での実力は私、上位の方だと思います。だから、推薦をして
ください。お願いします!」
雅の必死さが伝わってくる。今までの様な余裕は無い。口調が変わっ
てきた。
いい流れだ・・・この調子でいけば・・・
私は内心、小さくガッツポーズをしながら真面目に話し出した。
「入賞経験が無い、一般入試でも厳しい・・・となると確かに推薦し
か道は無い・・・な」
ダメ出しをしてから、わざとらしく溜息を付いた。沈黙の時間を取り
雅が泣きそうな顔になってきたのを見てから、アメを出す。
「今の監督は俺が選手だった頃にコーチをしていた先輩でな、俺が信
頼した選手で自信を持って推薦したと言えば、まず不合格になる事は
無いんだ」
雅がすがるような目で見つめてくる。瞳を潤ませたまま両手を胸の前
でギュッと結んで訴えてくる。
「お願いします、私・・・私頑張ります。コーチの信頼を裏切ること
は絶対にしませんから・・・」
真剣にお願いをしていることが伝わってくる。美形な少女のそんな様
子に、思わず大丈夫だ、と言ってしまいそうになるのを我慢しながら
、俺は開かれたままの太腿の間を目ざとくチラ見した。
必死さのあまり、それまでミニスカートの裾を押えていたことを忘れ
ているらしい。薄いブルーのパンティが白い太腿の間に見えていた。
ムクムクと下腹部が膨張し始めてしまう。まだエロい視線を気付かれ
るのはマズい。そう思っても視線を外すことができない。

「お願いします。推薦をしてください・・・コーチ?・・・」
「んっ?・・・ああっ、そ、そうだな、うん・・・雅の事を信用して
いない訳では無いんだが・・・」

太腿の奥を見ていたのがバレた、と直感で私は感じた。雅の不審そう
な色をした瞳に動揺し、しどろもどろな返事をしてしまう。しかし
雅に、微かに口角を上げた笑みが浮かんだのも見逃さなかった。一瞬
で消えてしまったが、確かに見た。
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