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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第5章 盗撮編 2ー1 盗撮者達
静まり返った部室内では、部員全員が部長を見つめ
ていた。
集まる視線を無視して、立ち上がって話し出す。
「以上がアンケート調査時の盗撮の見本だ。1年生
もこれで要領が分かったと思う。
いきなり同じことは無理でも、少しずつ慣れていい
絵を撮れる様に頑張ってほしい。
質問が無ければ、今日はこれで終わりにするけど、
ん?大石、何?」
手を上げた大石も立ち上がって話した。
「部長、さっきのアンケの後、瑠奈ちゃんとは話を
する機会がありましたか?」
「いや、別にないけど・・・朝の挨拶くらいしか」
部員達から、え~といった声が上がる。
「女の子があんな態度をしたときって、男から声を
かけて欲しいって合図に決まってますよ」
部員達が頷く。
「だから、アクションを起こすべきですよ」
大石の意見に、部長は乗り気ではないようだ。
「そ、そうかな・・・でもなぁ・・・」
普段の冷静でリーダーらしい雰囲気とは違う、部長
の煮え切らない態度を見て大石が言った。
「あんなに可愛い子がチャンスをくれているのに、
無駄にしちゃうんですか?」
溜息を付いた3年生の部員が、話し出す。
「こいつさ、カメラを持っていると相手が女の子で
も、面白いトークでリラックスさせて、いい写真を
撮れるんだけど、持っていないと緊張してうまく話
せないのさ」
「え~!」大石が目を丸くした。「マジですか、そ
れ 漫画みたいだ・・・」
「本当だよ。だから、これだけイケメンでもまだ童
貞なんだ」
「え~!」大石がまた目を丸くする。「それはちょ
っとキモい・・・いや、でも、盗撮することに比べ
たら、女の子に声をかけるくらい、なんでもないで
しょ? それに・・・あっ!!」
話の途中で急に声を上げると、大石がタブレットを
操作しだした。
モニタ―の上で指がせわしなく動く。
部員達が、何事かとざわつき出す。
「何だよ、急に・・・」
その声を無視して大石は、大きなモニターに自分が
撮ってきた瑠奈のパンチラ写真を表示させた。
「ちょ ちょっと大石、何でここで瑠奈ちゃんのパ
ンチラ写真を見せるんだ?」
ていた。
集まる視線を無視して、立ち上がって話し出す。
「以上がアンケート調査時の盗撮の見本だ。1年生
もこれで要領が分かったと思う。
いきなり同じことは無理でも、少しずつ慣れていい
絵を撮れる様に頑張ってほしい。
質問が無ければ、今日はこれで終わりにするけど、
ん?大石、何?」
手を上げた大石も立ち上がって話した。
「部長、さっきのアンケの後、瑠奈ちゃんとは話を
する機会がありましたか?」
「いや、別にないけど・・・朝の挨拶くらいしか」
部員達から、え~といった声が上がる。
「女の子があんな態度をしたときって、男から声を
かけて欲しいって合図に決まってますよ」
部員達が頷く。
「だから、アクションを起こすべきですよ」
大石の意見に、部長は乗り気ではないようだ。
「そ、そうかな・・・でもなぁ・・・」
普段の冷静でリーダーらしい雰囲気とは違う、部長
の煮え切らない態度を見て大石が言った。
「あんなに可愛い子がチャンスをくれているのに、
無駄にしちゃうんですか?」
溜息を付いた3年生の部員が、話し出す。
「こいつさ、カメラを持っていると相手が女の子で
も、面白いトークでリラックスさせて、いい写真を
撮れるんだけど、持っていないと緊張してうまく話
せないのさ」
「え~!」大石が目を丸くした。「マジですか、そ
れ 漫画みたいだ・・・」
「本当だよ。だから、これだけイケメンでもまだ童
貞なんだ」
「え~!」大石がまた目を丸くする。「それはちょ
っとキモい・・・いや、でも、盗撮することに比べ
たら、女の子に声をかけるくらい、なんでもないで
しょ? それに・・・あっ!!」
話の途中で急に声を上げると、大石がタブレットを
操作しだした。
モニタ―の上で指がせわしなく動く。
部員達が、何事かとざわつき出す。
「何だよ、急に・・・」
その声を無視して大石は、大きなモニターに自分が
撮ってきた瑠奈のパンチラ写真を表示させた。
「ちょ ちょっと大石、何でここで瑠奈ちゃんのパ
ンチラ写真を見せるんだ?」