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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第16章 ストーカー(僕の彼女)編 1-1
後ろから全身を撮影しながら思う。瑠奈は無意識でも、脚を前に進める
度に細いウェストから下の腰とお尻が微妙にくねる様がセクシーだった。
それはまだまだ少女っぽさが抜け切れていない仕草でも、十分エロかっ
たし、これから成長していけば、刺さるような男達の視線を身体で感じ
ることになるだろう。
いや、彼女は既に視線を浴びることで喜びを感じることを、知っている
のかも知れない。何となく、そんな気がする。
僕の前を歩きながら撮影に協力してくれる瑠奈。思い切り近づいてスカ
ートの中を撮影しても許してくれている。今度は落ち着いてきっちり撮
ることが出来ていた。きっと素晴らしい映像になっているはずだ。
学生だけでなく、サラリーマンやOL達で混雑してきた地下街を歩き続
けているうちに、不意に彼女が手を振り出した。
僕は慌てて、しかしさりげなく距離を取った。
手を振った先にいた相手は、大学生風のイケメンが2人だった。彼らも
慣れた様子で、明るく手を振っている。小走りに駆け寄った瑠奈を笑顔
で迎えた。
既にボイスレコーダーは準備してある。集音装置を向ければ賑やかな地
下街でも、瑠奈達の鮮明な音声がワイヤレスイヤホンから聞こえてきた。
「待たせちゃった?ごめんなさい」
「いや、俺たちも来たばかりだよ。なっ?」
「本当?」
上目づかいで不安そうな表情をする瑠奈。そんな彼女を見る2人は同時
に顔の前で横に手を振った。
「そうそう。気にするなって。それより久しぶりだな。会いたかったよ
ー、かぐやちゃん」
「俺もだよーかぐやちゃーん」
瑠奈に対する好意を隠そうともせず、2人は愛おしそうに見つめている。
「うそ!全然お店に来てくれないんだもん。連絡もくれないし・・・」
瑠奈、可愛い!可愛い!可愛いよ!・・・
男達の視線は気づかない振りなのかも知れない。
そして、初めて聞いた、そして見た、瑠奈の少し甘味のはいった拗ねた
表情と声にキュンとしてしまった。イケメン2人もデレデレした表情を
浮かべ始めた。
でも、3人はどんな関係だろう?・・・お店って・・・瑠奈のバイト先
のこと?・・・それに、かぐやちゃんって・・・
想像をしていなかった展開だった。分からないことだらけだ。
度に細いウェストから下の腰とお尻が微妙にくねる様がセクシーだった。
それはまだまだ少女っぽさが抜け切れていない仕草でも、十分エロかっ
たし、これから成長していけば、刺さるような男達の視線を身体で感じ
ることになるだろう。
いや、彼女は既に視線を浴びることで喜びを感じることを、知っている
のかも知れない。何となく、そんな気がする。
僕の前を歩きながら撮影に協力してくれる瑠奈。思い切り近づいてスカ
ートの中を撮影しても許してくれている。今度は落ち着いてきっちり撮
ることが出来ていた。きっと素晴らしい映像になっているはずだ。
学生だけでなく、サラリーマンやOL達で混雑してきた地下街を歩き続
けているうちに、不意に彼女が手を振り出した。
僕は慌てて、しかしさりげなく距離を取った。
手を振った先にいた相手は、大学生風のイケメンが2人だった。彼らも
慣れた様子で、明るく手を振っている。小走りに駆け寄った瑠奈を笑顔
で迎えた。
既にボイスレコーダーは準備してある。集音装置を向ければ賑やかな地
下街でも、瑠奈達の鮮明な音声がワイヤレスイヤホンから聞こえてきた。
「待たせちゃった?ごめんなさい」
「いや、俺たちも来たばかりだよ。なっ?」
「本当?」
上目づかいで不安そうな表情をする瑠奈。そんな彼女を見る2人は同時
に顔の前で横に手を振った。
「そうそう。気にするなって。それより久しぶりだな。会いたかったよ
ー、かぐやちゃん」
「俺もだよーかぐやちゃーん」
瑠奈に対する好意を隠そうともせず、2人は愛おしそうに見つめている。
「うそ!全然お店に来てくれないんだもん。連絡もくれないし・・・」
瑠奈、可愛い!可愛い!可愛いよ!・・・
男達の視線は気づかない振りなのかも知れない。
そして、初めて聞いた、そして見た、瑠奈の少し甘味のはいった拗ねた
表情と声にキュンとしてしまった。イケメン2人もデレデレした表情を
浮かべ始めた。
でも、3人はどんな関係だろう?・・・お店って・・・瑠奈のバイト先
のこと?・・・それに、かぐやちゃんって・・・
想像をしていなかった展開だった。分からないことだらけだ。