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女子大生 水野果歩
第29章 女子大生 水野果歩(29)
山井 「そういや、彼氏の事は置いておいても、果歩ちゃんは大丈夫なの?」
果歩 「え?・・・大丈夫って何がですか?」
富田 「ハハッ、そうだよなぁ、果歩ちゃんも女の子とはいえ、年頃だもんなぁ。」
富田と山井がニヤニヤと笑みを浮かべているが、果歩はその意図する事が何なのかサッパリわからない。
山井 「果歩ちゃんもさ、彼氏と遠距離ってことは、いろいろと溜まってんじゃないのぉ?」
果歩 「えっ……?」
富田 「ずっとしてないんじゃ、溜まってるんだろ?果歩ちゃんも。」
果歩 「え?え?・・・な、なに言い出すんですか2人とも・・・。」
男ふたりの質問の意味がわかった果歩は、カァっとピンク色だった顔色を赤色に変えて言った。
というか、こんな質問は普通、男性が女性に面と向かって言うことではないと思った。
秋絵 「フフ、ちょっと2人とも質問がストレートすぎますよ。」
困り果てる果歩をフォローするように秋絵が富田と山井に言った。
山井 「ハハッごめんごめん!でもさ、実際問題あるだろ?果歩ちゃんだってムラムラする事。」
果歩 「・・・そ・・・それは・・・。」
正直者で嘘をつけない性格の果歩は、そんな事ありませんとは言えずに言葉に詰まってしまう。
富田 「清純で可愛い果歩ちゃんも人間だもんなぁ、果歩ちゃんがそういう時どうやってムラムラを処理してんのか興味あるわぁ!」
果歩 「と・・・富田さん・・・・。」
あまりに直接的な富田の言葉にもう恥ずかしくてしかたない様子の果歩。
いや恥ずかしいと言うより、もうこれはセクハラのようなものだ。
しかしここで、今まで男ふたりの下ネタから果歩を守ってくれていた秋絵が信じられない言葉を口にする。
秋絵 「フフ、果歩ちゃんは……果歩ちゃんはムラムラしたらバイブオナニーで処理してるんだよねぇ?」