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女子大生 水野果歩
第30章 女子大生 水野果歩(30)
秋絵 「幸いここにいるお二人さんは、知識も経験も豊富だしね。」
富田 「よ~し果歩ちゃん!俺達で良かったらいくらでも協力するぜ?なぁ山井?」
山井 「もちろんっスよ!果歩ちゃんのためなら何でもするって。」
そう言って果歩に詰め寄ってくる男ふたり。
果歩 「えっ!?・・・ちょ、ちょっと!待ってください!」
果歩は反射的に逃げるようにソファの背もたれの方に身体を引いた。
話が想像もしてなかったあらぬ方向へ進み始めて、果歩の頭の中はさらにパニック状態になっていた。
果歩 「あの・・・なんか・・・話が変な方向にいってません?」
秋絵 「フフ・・・果歩ちゃん、もしかして果歩ちゃんは友哉君と付き合っていてもこういった事は全部受身だったんじゃない?」
果歩 「・・・それは・・・・。」
そう言われれば、友哉との交わり時はすべて友哉に任せて、友哉の言う通りにしていただけだった。
しかしそれは、果歩は知識も経験もなく、恥ずかしがり屋でもあったため仕方がなかった事かもしれない。