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女子大生 水野果歩
第54章 女子大生 水野果歩(54)
冨田 「・・・・よっと。」
果歩 「ァ・・・ハァ・・・。」
繋がったまま果歩を寝室まで連れて来た富田は、ベッドの上に下半身を付けたまま果歩を仰向けに寝かせた。
かなり広い寝室、薄暗い部屋にある大きなベッドの上に2人っきりになった富田と果歩。
冨田 「果歩ちゃん、2人っきりになっちゃったな。」
果歩 「・・・・・。」
冨田 「もう何も考えなくていいからな、俺に全てを委ねればいいから。」
果歩 「・・・・・ハイ・・・。」
顔を赤くし目をウルウルさせながら果歩は承諾の返事をした。
冨田 「それじゃ・・・目を閉じて・・・。」
果歩 「・・・・ん・・・・。」
2人の顔が重なる。
唇に感じる富田の感触。
彼氏である友哉以外の男性とのキス、人生で2人目のキス。
その瞬間、果歩は胸が熱くなるのを感じた。
あぁ・・・嬉しい・・・・
自分でも気付かないうちに冨田とこうなる事をずっと望んでいた。
・・・身体が悦んでる・・・
果歩がそれを自覚した瞬間だった。