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女子大生 水野果歩
第5章 女子大生 水野果歩(5)
「秋絵先輩!?」
果歩の顔がパァっと明るくなる。
「フフッ、頑張ってる?受付の仕事だけじゃちょっとつまんない?」
「いえ、そんな・・・でもでも!どうして秋絵先輩が・・・?」
「果歩ちゃん頑張ってるかなぁと思って、様子見に来たのよ。」
「え、そうなんですか・・・わざわざありがとうございます。」
「まぁそれもあるんだけど・・・ホントはね、今日はお客として来たのよ、私ここの会員なのよ。」
「え、そうなんですか!?・・・でも・・・」
(名簿には秋絵先輩の名前はなかったような・・・)
「おぉ~秋絵ちゃんよく来たなぁ!」
ふと果歩の後ろから男の大きな声が聞こえた、オーナーの富田の声だ。
「こんにちは、富田さん。」
秋絵は上品な笑顔で富田にあいさつした。
「いやぁ秋絵ちゃん、また手伝いに来てくれたのか?ありがたいねぇ、秋絵ちゃんはホントできてる子だなぁ」
富田はこんがり焼けた顔に真っ白な歯を見せながら言った。
「違いますよ富田さん、今日はお客さんとして来たんですよ。」
果歩は二人の会話を少し疑問を持っているような顔で聞いている。
「果歩ちゃん、私ね、実はちょっと前までここでバイトしてたのよ。今でも時々富田さんに頼まれて手伝いに来てるの。今日は違うけどね。」
「え~そうだったんですか?」
富田はそんな少し驚いた様子の果歩を見て、口を開いた。
「秋絵ちゃんも最初は受付やってたからね。秋絵ちゃん目当ての男性客が増えて商売繁盛だったんだぜ。果歩ちゃんも頑張ってくれよな。」
「え~私なんか駄目ですよ・・・」
「そんな事ないわ、果歩ちゃんなら可愛いし、大丈夫よ。」
「そうそう!果歩ちゃんがちょっとお色気使っちゃえば、お客さん倍増間違いなし!ハハッ」
「クス・・・でも私お色気なんてないし子供っぽいし。」
果歩は自分に色気なんてないと思っていた、それはきっと秋絵にはあって自分にはないだろうと。
「それがいいのよ・・・きっとお客さんたくさん来るわよ・・・・たくさんね。」
「え・・・?あ、はい、頑張ります。」
ニヤっと笑みをつくりながら秋絵が言った言葉の意味が一瞬よくわからなかった果歩だが、そこを深く聞くことはなかった。
果歩の顔がパァっと明るくなる。
「フフッ、頑張ってる?受付の仕事だけじゃちょっとつまんない?」
「いえ、そんな・・・でもでも!どうして秋絵先輩が・・・?」
「果歩ちゃん頑張ってるかなぁと思って、様子見に来たのよ。」
「え、そうなんですか・・・わざわざありがとうございます。」
「まぁそれもあるんだけど・・・ホントはね、今日はお客として来たのよ、私ここの会員なのよ。」
「え、そうなんですか!?・・・でも・・・」
(名簿には秋絵先輩の名前はなかったような・・・)
「おぉ~秋絵ちゃんよく来たなぁ!」
ふと果歩の後ろから男の大きな声が聞こえた、オーナーの富田の声だ。
「こんにちは、富田さん。」
秋絵は上品な笑顔で富田にあいさつした。
「いやぁ秋絵ちゃん、また手伝いに来てくれたのか?ありがたいねぇ、秋絵ちゃんはホントできてる子だなぁ」
富田はこんがり焼けた顔に真っ白な歯を見せながら言った。
「違いますよ富田さん、今日はお客さんとして来たんですよ。」
果歩は二人の会話を少し疑問を持っているような顔で聞いている。
「果歩ちゃん、私ね、実はちょっと前までここでバイトしてたのよ。今でも時々富田さんに頼まれて手伝いに来てるの。今日は違うけどね。」
「え~そうだったんですか?」
富田はそんな少し驚いた様子の果歩を見て、口を開いた。
「秋絵ちゃんも最初は受付やってたからね。秋絵ちゃん目当ての男性客が増えて商売繁盛だったんだぜ。果歩ちゃんも頑張ってくれよな。」
「え~私なんか駄目ですよ・・・」
「そんな事ないわ、果歩ちゃんなら可愛いし、大丈夫よ。」
「そうそう!果歩ちゃんがちょっとお色気使っちゃえば、お客さん倍増間違いなし!ハハッ」
「クス・・・でも私お色気なんてないし子供っぽいし。」
果歩は自分に色気なんてないと思っていた、それはきっと秋絵にはあって自分にはないだろうと。
「それがいいのよ・・・きっとお客さんたくさん来るわよ・・・・たくさんね。」
「え・・・?あ、はい、頑張ります。」
ニヤっと笑みをつくりながら秋絵が言った言葉の意味が一瞬よくわからなかった果歩だが、そこを深く聞くことはなかった。