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女子大生 水野果歩
第69章 女子大生 水野果歩(69)


冨田 「果歩ちゃーん!おーい!果歩ちゃん!」

果歩 「・・・・え?」

監視台の下から富田の声にハッとして気付いた果歩。

冨田 「果歩ちゃん、ちょっと頼みたい仕事あるんだけどちょっと来てくれないか?」

果歩 「は、はいっ。」

この一週間、頭の中のほとんどが冨田の事で埋まっていた果歩。

突然その冨田から声を掛けられた果歩は、少し動揺した様子で顔を赤らめながら監視台を降りていった。

なんだか冨田の低くて太い声を聞くだけで、果歩は身体が熱くなるのを感じた。

冨田 「ちょっと、マッサージルームの掃除を頼みたいんだけどさ。」

果歩 「掃除・・・ですか・・・。」

冨田 「今日はマッサージの予約がないからさ、一気にやろうと思って。俺も手伝うからさ。」

果歩 「・・・そうですか・・・じゃあ、あの、これ着替えてきます。」

冨田 「あ、いいよいいよ水着のままで。面倒くさいだろ?」

果歩 「ぇ・・・はい・・・。」



冨田 「じゃあこの辺の物、整理整頓しといてくれるか?俺は床掃除するから。」

果歩 「はい、わかりました。」

2人とも水着のうえにTシャツ一枚という姿で掃除を始めた。

黙々と仕事をするふたり、密室の中に2人っきりの状態になっても、冨田の様子は変わらない。

果歩は横目で床を掃除する富田の様子ををチラチラ見ていたが、何も言う事ができなかった。

果歩 「・・・・・・・。」


冨田 「果歩ちゃん。」

果歩 「は、はいっ。」

冨田 「俺ちょっとタオルを洗濯場に持ってくからさ、そのまま掃除続けといて。」

果歩 「・・・・はい・・・。」


ガチャ・・・・


果歩 「はぁ・・・・。」

部屋に1人になった果歩は手を止めてため息をついた。

そして少しじっとした後、再び掃除を始めた。

今はとにかく仕事に集中しないと・・・

そんな風に自分に言い聞かせながら果歩は手を動かした。

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