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女子大生 水野果歩
第139章 女子大生 水野果歩(139)


富田 「・・・・・。」


今まで幾多の女性と身体の関係を持ってきた富田。

自分の誕生日なんて特別な思いは何もないが、なんとなく毎年適当に女を選んで共に食事をとってきた。

女達は皆自分とのSEXに溺れ、そして自分に夢中になっていく。

それぞれの女をその時の富田の気分で好きなように調教した。

女達は富田のどんな要求にも応えたし、どんな破廉恥な事にも女としての理性を捨てて応えた。

富田は内心、そんな女達を見下していた。

交際相手が居ようと居まいと、富田と出会って富田に狙われた女達は皆簡単に股を開く。

数多くの女と寝てきた富田の心には、もはや恋愛感情など存在しない。


・・・どうせあの女も・・・あの女も・・・


もう顔や名前さえ薄っすらとしか覚えていない女達を思い浮かべる。

そして、今目の前にいる果歩も同じだ。

果歩は自分とのSEXに溺れているし、もはや何もかも自分の言いなり。

今までの女と同じじゃないか。


・・・同じじゃないか・・・


・・・なのに・・・何だこの気持ちは・・・


富田は自分の心に芽生え始めている感情に戸惑っていた。

もう散々汚したはずなのに、果歩の笑顔からはまるで汚れを知らないような美しさ、可愛らしさ、清純な雰囲気を感じる。

それがなぜなのか、富田には分からなかった。

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