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女子大生 水野果歩
第164章 女子大生 水野果歩(164)
    「富田さん?あ~今日も来てないよ、あの人の出勤は気まぐれだからねぇ。」


果歩 「・・・そう・・・なんですか・・・。」


今日も富田は仕事先に来ていない。

もうあれから何度も富田のマンションまで行ってみたが結局会えなかった。

携帯に電話しても出てくれない。

秋絵先輩の所にいるのかもしれないという疑念を持ちながら秋絵のマンションの前まで行ってみたりしたが、中に入ってインターフォンを押す勇気はなかった。

果歩はそんな富田を探し続ける日々に精神的な疲れを感じていた。まるで自分がずっと迷子になっているような気持ち。

そして果歩の心の中に生まれた大きな不安感。


・・・私・・・捨てられたの・・・・?


それは今の果歩にとって最も絶望的な事であった。

目の前が真っ暗になるような感覚。


・・・嫌・・・そんなの・・・イヤ・・・もう富田さんに会えないなんて・・・私・・・生きていけない・・・


富田さんなしでは生きていけない・・・果歩は本気でそう思っているのだ。

不安で不安で仕方ない毎日。夜も眠れない日々が続く。

富田との関係にドップリ嵌まり込んでしまった今の果歩は、心の視野がとても狭くなっている。

富田との世界が、自分の唯一の居所なんだと・・・。



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