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女子大生 水野果歩
第163章 女子大生 水野果歩(163)


果歩 「はぁ・・・はぁ・・・ハァ・・・」


気付いた時には小走りで富田のマンションへ向かっていた果歩。


どうしても会いたい・・・会えないと狂ってしまいそうな自分が怖い・・・


果歩は目に涙を溜めながら走っていた。富田を求めて・・・。


富田さん・・・富田さん富田さん富田さん富田さん・・・・



富田が住む高級マンションに着いた果歩は1階で富田の部屋番号を押して、神にも願うような気持ちでインターホンを鳴らした。


しかし富田は居なかった。


果歩 「・・・そんな・・・どこにいるの・・・富田さん・・・。」


その後2時間以上マンションの外で富田を待っていた果歩。

だが結局富田はその日果歩の前には現れなかった。

堪らない気持ちが身体の奥から溢れてきて、涙が零れた。


果歩 「ぅ・・・ぅ・・・ぅ・・・」


もう時間も遅い、果歩は涙を拭いて仕方なく帰るために駅へと向かった。

たった1日会わえなかっただけでこの絶望感。

果歩は心の中で微かに思っていた。いや、微かではない、果歩ははっきりとした不安を抱いていた。


・・・もしかして富田さんは今頃、秋絵先輩の所にいるのかもしれない・・・と。




最終電車を駅のホームで待つ果歩。


果歩 「・・・・・。」


電車が来るまでまだ時間がある。

何やらソワソワと落ち着きのない様子の果歩は、少し考えた後駅のトイレへと向かう。

そして個室に入った果歩はすぐにスカートの中に手を入れて下着を下ろすと、持っていたバッグの奥からバイブレーターを取り出した。

もう十分過ぎる程濡れていたアソコ。


果歩 「ン・・・ァ・・・ハァ・・・ン・・・ァァ・・・ァ・・・ン・・・」


他には誰も居ないトイレに、果歩の堪えるような微かな喘ぎ声とモーター音が響いていた。

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