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女子大生 水野果歩
第15章 女子大生 水野果歩(15)
「え~っと、今日はどうしよっかなぁ、うどんと焼きそばパンにしようかなぁ。」

「知子ちゃん炭水化物ばっかり、太るよ?」

「あ、ほんとだ、焼きそばパンは諦めるかぁ・・・」

大学の食堂でメニューを眺める果歩と知子。

いつも通りのまったりとした時間、ランチプレートを持っていつもの窓際の席に座る。

「土曜はちょっと飲みすぎちゃったなぁ、昨日二日酔いで休み一日潰しちゃったもん・・・」

「当たり前だよ、知子ちゃんビックリするぐらいすごい飲んでたもん。」

「ん~あんまり覚えてない。果歩は昨日どうしてたの?日曜はバイトもなかったんでしょ?」

「え・・・う、うん。昨日は部屋でのんびりしてたよ。」

知子の問いに、果歩は昨日自分がしていたことを思い出し顔を赤くした。




誕生日会から帰った土曜の夜、秋絵からプレゼントされた大人のおもちゃを使ってオナニーをし、生まれて初めての性的快感の絶頂を経験した果歩。

驚くほどの気持ち良さだった、自分で刺激する性感帯からの快感が全身に広がり、自分でも信じられないほど乱れてしまったのだ。

次の日、果歩は昼前にベッドで目を覚ました。

特に予定はなかったため、部屋の掃除などをしていた果歩だが、それも終わるとする事がなくなって少々退屈を感じていた。

特になにも考えることなく、ふと机の引き出しを開け、昨日使った後、洗ってしまっておいたバイブーレーターに手をのばす。

なんだか紫色のそのおもちゃを手に取り、見ているだけで身体が熱くなってくる。

昨日の自分は自分じゃないみたい。あんなになっちゃうなんて・・・。


しばらくバイブレーターを眺めていた果歩。
突然スッと立ち上がり、まだ昼の陽が差し込む窓に向かうと、ザザッとカーテンを閉めた。

そして昨夜と同じようにベッドにタオルを敷くと、果歩は着ていた部屋着にゆっくりと手をかけた。

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