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女子大生 水野果歩
第189章 女子大生 水野果歩(189)
後藤 「あんな大人しそうな顔して大勢の男達に股開いてるんだからなぁ・・・見抜くの難しいから騙されるのも仕方ないわ。友哉も忘れた方がいいって。」
友哉 「・・・・・」
裕子 「え~でも後藤君、私が聞いた話だとその男達の中に後藤君も入ってるんだけど?」
後藤 「はぁ~?何それ!?俺はそんな男じゃないって!こう見えても俺一途なんだぜ?人は見た目で判断しちゃいけないよ。」
裕子 「どうだか・・・でも果歩ちゃんは意外よね、私果歩ちゃんって真面目な子だと思ってたのに。そんなダラしない・・・」
友哉 「もういいよっ!!」
友哉はこれ以上2人の話を聞いていられなくなったのか、突然大きな声を出し席から立ち上がった。
裕子と後藤は少し驚いた表情で友哉の顔を見上げる。
友哉 「・・・ごめん、今日は果歩来てなかった?」
裕子 「う・・・うん、最近はずっと来てないよ。たまに来てもいつも一人で誰とも話さないし・・・。」
友哉 「・・・そうか・・・じゃあ、俺もう行くから。」
後藤 「おいおい友哉、信じられないのは分かるけど、本当にもう水野には関わらない方がお前のためだぞ?」
友哉は後藤のその声を無視してそそくさと食堂から出て行った。
・・・果歩は・・・果歩はそんな女じゃない・・・果歩は・・・