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女子大生 水野果歩
第190章 女子大生 水野果歩(190)
果歩は富田の求めを全て受け止めていた。

毎日毎日富田のマンションに通う日々。

行けば求められるSEX。毎回そのSEXは果歩にこれ以上ない程の快感を与えていた。



果歩 「ハァ・・・アッアッアッアッ・・・ンッ・・・ああ・・・イクッ・・・アアッ!」


ベッドの上で富田に抱かれながら身体を大きく仰け反らせる果歩。

頭が真っ白になる。

スーっと力んでいた全身の力が抜けていく。

そして、もう何度も体験してきたあの絶頂後の甘い余韻が果歩の全身を包み込む。


果歩 「ハァ・・・ハァァ・・・ん・・・ハァ・・・」


富田 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」


静かな部屋に、事を終えた男女の荒い息遣いだけが聞こえる。

ジットリと汗ばんだ身体を、果歩に密着させる富田。お互いの速くなった鼓動がドクドクと伝わってくる。


富田 「はぁぁ・・・果歩・・・」


少し間を開けて、富田が果歩の下唇にキスをした。


果歩 「ん・・・ァ・・・ん・・・」


富田が求め、果歩が応じるキス。

そう・・・富田が求め、果歩が応じる。これが今の2人の関係だ。

富田は果歩の全てを自分のモノにしたがっていた。

果歩は富田の要求を何も拒まない、果歩の何もかもが富田の思うがまま。


富田 「・・・はァ・・・はァ・・・。」


しかし富田は感じ取っていた、奪っても奪っても果歩は完全には自分のモノになっていないという事を。

果歩を帰し、1人この部屋に居ると不安になる事が多かった。果歩が突然、母と同じように何処かへ行ってしまうのではないかと。

その不安と恐怖で眠れない日もあった。


・・・果歩を放したくない・・・果歩を失いたくない・・・


だからこそ富田は、完全には自分のモノにならない果歩の心に、自分という存在を刻み込む行為を続けた。
そしてそれは心だけではなく、果歩の身体にも・・・。








富田から身体を解放されると、果歩は無言でゆっくりとベッドから降りてシャワーを浴びに行った。


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