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かつあげ☆
第1章 どびゅっと口腔内に精子をぶち撒ける!?
ドトーノレを出て、すぐに俺は呼び止められた。

女子校生が3人。
店内にいたと思われる3人だ。
私立・太成女子高校の制服をを着ているが、3人が3人とも金髪茶髪にピアスでその風貌から強烈な不良だと推測される。

氷城では他校とのトラブルは即退学に繋がる。
SEであれば、なおのことだ。


俺はシカトを決めることにしたが、そのうちの1人に金髪ロングヘアの女子(後の金髪)にサッとカバンを取り上げられた。


「何をするんだぁ!?」

俺は取り返そうとするが、後ろのもう1人が「きゃぁ~やめてぇ」などと声を出したため、動きを止めて、周りを見渡した。

ご存知かも知れないが、この手の流れは『加害者は男』これが、目本(作者が創造した架空の国)国民の考え方であり、正義であるから救いようが無い。



「こ、こっちが叫びたいくらいだよ!」

俺が言い返すと、カバンを取り上げたリーダー格の少女が切り出した。

「あんた、氷城の特待生だろ? 金持ってるよねぇ~??」

氷城の制服はブレザーで、特待生はコースによって特待生徒章というバッチをつけることが校則で決められている。
俺の場合は『SE』

彼女たちが俺を特待生と見抜くのは簡単なことであった。




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