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魔法の右手
第4章 ドSの王子様
✳︎ ✳︎ ✳︎
「大翔!おはよ!」
バシッ‼︎っと朝から思いっきり肩を叩きながら出社する同期。手加減ねぇし、痛ぇな…。
「朝から顔が怖ぇけど、大事な案件のミーティングでナーバスになってんの?」
「いや。ちょっと考え事。」
「なになに?女の事?男女問わず冷たいドSの王子様が?」
「はぁ?」
「女子社員の間でそう呼ばれてんのしらねえの?全く靡かないドSの王子様!」
「あっそ。」
「でかい仕事でも冷静沈着なお前が考え事って珍しくねえ?」
「……。そうだな。」
「仕事の事じゃ…。無さそうだな…。」
「しょうがねぇな…今度話聞いてやるよ。」
「いや…いい…。」
「ホント冷てぇなぁ」
「それより、お前、明後日からNYだろ?人の事はいいから…。」
「大翔!おはよ!」
バシッ‼︎っと朝から思いっきり肩を叩きながら出社する同期。手加減ねぇし、痛ぇな…。
「朝から顔が怖ぇけど、大事な案件のミーティングでナーバスになってんの?」
「いや。ちょっと考え事。」
「なになに?女の事?男女問わず冷たいドSの王子様が?」
「はぁ?」
「女子社員の間でそう呼ばれてんのしらねえの?全く靡かないドSの王子様!」
「あっそ。」
「でかい仕事でも冷静沈着なお前が考え事って珍しくねえ?」
「……。そうだな。」
「仕事の事じゃ…。無さそうだな…。」
「しょうがねぇな…今度話聞いてやるよ。」
「いや…いい…。」
「ホント冷てぇなぁ」
「それより、お前、明後日からNYだろ?人の事はいいから…。」