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魔法の右手
第4章 ドSの王子様
佐藤 俊輔(さとう しゅんすけ)31歳
独身
彼女ナシ
同期入社
入社式の日から意気投合して、こいつとは戦友だ。
男女問わず誰にでも優しく、俺の事を「ドSの王子様」なんて言ってたけど、俊も女子社員から「皆の王子様」なんて聞いた事があった。
抜け駆けして告白してくる女子社員は他の女子社員にハブられるなんて噂が…。
朝っぱらから爽やかで、俺とは正反対の俊だけど、正反対だからこそ気が合うのかもしれない…。
短いヘアスタイルだが、少し茶色い髪に細身のスーツと白いシャツ。さり気ないタイピンとカフスが洒落ていて、爽やかな俊は万人受けの「皆の王子様」と言う言葉にぴったりだ。
「皆の王子様の俊が人の心配しなくていいから…。NYの○○会社とのトレード成立して来いよ。」
「当たり前だ。言われなくても直ぐに成立させて戻って来るよ。勿論こっちに有利な条件でね。」
「さすが、俊はやる事が違うな。」
「それより、俺が皆の王子様って呼ばるてる事知ってんだ。」
「あぁ。」
「自分がドSの王子様って呼ばるてる事知らないのに?大翔は自分の事には鈍くて鈍感だな。」
独身
彼女ナシ
同期入社
入社式の日から意気投合して、こいつとは戦友だ。
男女問わず誰にでも優しく、俺の事を「ドSの王子様」なんて言ってたけど、俊も女子社員から「皆の王子様」なんて聞いた事があった。
抜け駆けして告白してくる女子社員は他の女子社員にハブられるなんて噂が…。
朝っぱらから爽やかで、俺とは正反対の俊だけど、正反対だからこそ気が合うのかもしれない…。
短いヘアスタイルだが、少し茶色い髪に細身のスーツと白いシャツ。さり気ないタイピンとカフスが洒落ていて、爽やかな俊は万人受けの「皆の王子様」と言う言葉にぴったりだ。
「皆の王子様の俊が人の心配しなくていいから…。NYの○○会社とのトレード成立して来いよ。」
「当たり前だ。言われなくても直ぐに成立させて戻って来るよ。勿論こっちに有利な条件でね。」
「さすが、俊はやる事が違うな。」
「それより、俺が皆の王子様って呼ばるてる事知ってんだ。」
「あぁ。」
「自分がドSの王子様って呼ばるてる事知らないのに?大翔は自分の事には鈍くて鈍感だな。」