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魔法の右手
第5章 蓋をしてきた事実
* * *




「え〜〜では今日もよろしくお願いします!」


「よろしくお願いしまーす‼︎‼︎」




美容室の1日はとても長い。朝10時Openでも9時には出社して、8時closeでも、その後練習…。




半日以上缶詰だ。




「依莉さぁ〜〜ん♪今日の夜なんか予定ありますぅ⁈練習に付き合っていただけませんかぁ⁈」


「いいわよ。琴ちゃんは今日はなんの練習するの?」


「カットです‼︎ど〜〜してもよくわからない所があって…」


「オッケ!でもアドバイスだけよ。自分で考えなくちゃ意味がないもの…。」


「ありがとうございま〜〜す♡」


「さぁ。お客様がいらっしゃるわよ。」


井口 琴美(いぐち ことみ)22歳
独身
彼氏アリ
元気いっぱいの前向きな可愛い私の後輩。




今日の私は朝から予約がいっぱいだった。




今日は店長の接客を見る暇ないかも…。盗める技術は盗みたい。キラキラした貴方を見ていたい…。でも私もようやく支持を得て掴みかけてる店長の様な美容師像を蔑ろには出来ない。




店長の憧れは抱きつつ、自分は自分の仕事をきっちりとこなさなければ意味がない。




数日前、大翔と久しぶりに会って、少し元気を取り戻した私に追い討ちをかけるように事態が急激に加速した。





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