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第8章 *　ハルキ

彼に絡められた指を何度も握り直しながら、そのキスに没頭すれば頭の芯が溶けそうになる。


唇が離れると彼はわたしをそっと抱き起こした。


「これ、脱がしていい？」

ルームワンピの肩紐をそっとすくわれる。
頷くと、彼はゆっくり肩紐を落とし、座っている腰元までワンピが肌ければ、上半身が顕わになる。


「おいで」
そう言われてベット上で背中から彼の膝の間に収まれば、抱きすくめられうなじにキスが落ちてくる。


首筋、肩、背中と愛撫が続き、彼の手がわたしの胸をそっと包んだ。


遠慮がちに揉まれるとくすぐったくて、じれったい。

「…あっ…ん、」

愛撫とともに胸に触れられると、身体がじんわり熱くなる。

耳の縁を舌先が這う。

「うぅっん…」

「耳、弱いね」

少しずつ彼の胸元の手つきが激しくなり、揉みあげられ、ブラから少しだけ覗くピンクの部分が逆に恥ずかしい。


それに気がついた彼が、そっとその部分を指で弾けばもう十分主張したソコは固くなり彼の指を押し返した。


「あっ…！あっん…」

彼は指一本だけで押したり、擦ったりを繰り返すとわたしの下半身はそわそわし始める。

「華？」

そう呼ばれて後ろの彼に振り向くように顔を向ければ、そっとキスで塞がれる。

その間にも胸にある手は激しく動き、先端を摘まれ転がされる。


「ん、んんッ…！」

気がつけば、ホックを取られブラがはぎ取られる。
彼の見せる荒々しさで更に身体が熱くなり、恥ずかしさも増す。

思わず、自分の手で胸を隠そうとすれば制される。


「隠さないで？」
そう言われて手を握られると顔が赤くなるのが自分でもわかる。



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