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タワーマンションの恋人
第8章 * ハルキ
「そんな、見ないで…?」
乱れる呼吸の隙間でそう伝えると、彼は少し笑って「ごめん、でもすげー綺麗だから。」
と言って視線を逸らしてはくれない。
彼の顔が近づくと胸の突起を激しく舐められる。
「うぅ…っ、あぁっ!」
強く、ちゅっと吸われると抑えてるはずの声が漏れる。
「もっと聞かせてよ、声。」
彼の唇が少しずつ下に降りていき、足を左右に割られる。
ちゅっとわざとらしく音を立てて、ヒクつくそこのにキスをされる。
唇が触れただけなのに「あぁっん…」声が漏れる。
何故か彼の前だと恥ずかしくて、なるべく声を抑えたくなる。
「華、」
わたしの名前を呼びながら指で割れ目をなぞり、音を立てる。
クチュ、クチュっと撫で糸を引かせ遊んでいる。
「いっぱい出てくるね。」
「やぁ…」
「ここは?もっと感じる?」
彼の固くなった舌先が下半身の実に触れる。
「うぅ…!いゃあっ…!!」
曲げていた足がピンと張り、痛いくらいに力が入る。
舌を離すと「フフッ」と柔らかく笑い今度は口先でそこをちゅうっと吸い上げた。
「ああっ!」
背中が浮き、シーツを握りしめ快感に耐える。
「いい反応。」
「ハルキぃ…」
「うん。ハルキだよ。今、華のことこんなに乱してるのは、ハルキ。」
そう言って、顔を覗かせた彼に手を伸ばす。
「ハルキっ…キス、して…?」
「いいよ。華、好きだよ。」
唇が重ねれば幸せだった。
スキと言ってもらえたことが嬉しくて、彼の素肌が熱くて。
もっと彼が欲しくてたまらなくなった。
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