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タワーマンションの恋人
第10章 * シュウタ
彼は両手で首から順に下へ、撫でるように手を滑らせて行く。
柔らかく触れられるとそれだけで「はぁっ…ん」
声が漏れてしまう。
下腹部にやってくると、擽るように何度も撫でられる。
もどかしくて、膝と膝をこすり合わせてしまう。
彼の指が膝を割り、徐々に蜜壷に近づく。
触れた瞬間に「あっ…!」想像以上に大きく声が漏れてしまう。
彼が嬉しそうにグッと指を一本埋め込んできた。
「あぁっ…ん」
「いつもこんな?あっつ。」
ゆっくり動かされる一本の指。
ナカを確かめるように、探るように深く埋まる。
たった一本なのに、快感の波動がいつもより強い。
確実にわたしの感じる部分をゆっくり通って刺激する。
「あっぅ…、いいっ…あぁっん…」
目を閉じ、彼が与えてくれる快感に身を任せていると不意に指が抜かれる。
「……?」
「お前締めすぎ。指痛いわ。」
ふっと笑った彼が「足、開いて。」とわたしを見つめて静かに言った。
少しだけ躊躇したけど、彼に見つめられると断られなくて、見つめ返したままゆっくり自分で足を広げていく。
「やべーな。この光景。」
満足気に笑う彼のその表情が堪らなくわたしを今までにない感情へと駆り立てる。
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