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タワーマンションの恋人
第10章 * シュウタ



わたしの片方の足を持つと、彼はそっと内ももを撫でる。



「はぁっ…っん」


「お前、やらしいわ。」


「だって……」
もっと触れてほしい。もっとその目で見て欲しい。
もっと私の身体を知ってほしい。



そんな想いがかけ巡れば、言われるがままになっていた。



彼の腕の力でぐっと開かれた足。
恥ずかしすぎて腕で顔を隠す。



「顔、隠さないで。」


「やぁ…恥ずかしい…。」


「…こっち向けよ。俺のこと見ろって。」


上から降ってくる言葉に胸がじわりと何かが走り抜ける。
緊張に近い、だけど、どこか心地よい感覚。


恐る恐る腕を退けると、満足気に笑う彼と視線が絡む。


「そう。腕、顔の横に置いて?…ん、いいよ、それで。」


言われるがまま、両手を顔の横に置いて全身を彼に晒す。


支配的な視線を全身に受ければ、自然と呼吸が上がって行く。
その間も足は彼に押さえられ、M字に大きく開かれたまま。


「はぁっ…はぁっ…」


「どうしたの?見てるだけだよ、俺。」


「恥ずか、しいっ…の、」



そう伝えると彼はわたしの足の間に消えていく。


そして開かれたそこにフッと息をかけられる。



「ひゃっ…!!」


「いつもより敏感?それともいつもこんな感じやすいの?」


彼の舌が陰核をツンツンと刺激する。


「いゃっぁっ!」


「いいね、その反応。」


楽しそうに言ってから彼はわたしに吸いついた。



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