パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 *　シュウタ

「また来るわ。すげー悔しいけど。」


悪戯に笑うに彼に抱きつく。


「本当に？！また、会えるの？」


「うん。」


ベットの中で転がり、彼の上になる。


「嬉しい…！」


「華ちゃんの勝ちー。」


落ち着いた声で言う彼の前髪触れる。


そしてわたしからキスをすれば、頭に手がまわり深いキスへ誘導される。


お互いの漏れる声が、リップ音が駆り立てる。



あんなに繋がったはずなのに、もっと彼に求めて欲しいと。



「何回抱いても足んないわ。」


耳と首に彼の唇が柔らかく這う。



「…今からもう一回、抱いていい？」


「優しく、してね？」



「どうかな。」
無邪気な笑顔で答えた彼ともう一度キスを交わせば、身体の力が抜けていく。

そして、朝日を無視して、深く深く求めあった。







強く身体が引き合う関係。
わたしたちは、初めて会った時から今もなにも変わってない。



わたしはそう思ってた。





.