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タワーマンションの恋人
第13章 * 痕跡
彼は立膝になってわたしのスカートに手をかける。
「そう言えば、下着新しい?」
ショーツを見て彼は言う。
「うん、」
「色白だから、なんでも似合うな」
深いブルーの下着にそっと手を回しながら珍しくそんなことを言うからまた疼く。
彼はわたしの足に手をかけ、内ももを舐めあげる。
「あぁっ、くすぐったい…」
そのまま顔をショーツに近づけると鼻先を敏感なところに押し当てる。
「いやっ…ん、あぁっ」
「華の匂いがする。甘くてやらしい匂い。」
擦りつけるように鼻先を動かすから恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「これ、汚していい?」意地悪く笑って聞いてくるから頷くだけで答えれば下着の上からじゅわりと彼の舌の温もりが染みてくる。
舌先で突くように刺激されたり、唇で這われたり。
もどかしい刺激にもっとしてほしいと腰が揺れてしまう。
彼はわたしの片足を肩に乗せて腰を押さえて下着がビチャビチャになるまで愛撫を繰り返した。
「うぁ…はぁっん…シュウタぁ…もっとっ…」
「まだしてほしいの?こんなに愛してるのに?」
そう言って下着の上から引っ掻くように触れられると
「あぁ…、」と情けないくらい甘ったれた声が出てしまう。
愛液なのか、彼の唾液なのかわからなくなるで濡れたショーツを彼はようやく脱がしてくれた。