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タワーマンションの恋人
第20章 * Compatibility
「この可愛いパジャマ、汚さないようにしなきゃな」
そう優しく笑ってゆっくり上着のボタンに手をかける。
その指の動きと時折の素肌に触れる指の熱で呼吸が上がる。
ボタンが外し終わって、後ろから抱きしめてくれていた彼が離れ、わたしを仰向けにして上にやってきた。
そしてショートパンツも脱がされ、下着だけになる。
おへその下からつぅっと指が這うと腰が浮く。
「はぁっ、」
意地悪な顔で笑うとそこをもう一度舌でなぞった。
「ひゃっ…んっ」
「かわいい、華。」
そう言ってゆっくりブラを取り、指先で胸のてっぺんを転がす。
「あぅっ…!!やだっ……」
「気持ちいい、でしょ?」
指先でこねながらゆるゆる揉みしだかれると身体が逃げそうになる。
「やぁ……気持ちい、あぁっ…」
目を閉じて、その快感に身を委ねていると熱い口内に尖端を含まれて「あぁんっ!」と思わず高い声が響く。
まるでこどもみたいに胸を吸うシュウタくんを涙目で見つめる。
「うぅっ…はぅ、あぁ…シュウ、」
もう下半身の下着がびっくりするくらい濡れていて、滲んであふれた愛液が自分の太ももとお尻をベタベタにしている。
そのくらい気持ちよくて、なんだか今日はおかしい。
「その顔、いじめたくなんだよな」
わたしの内ももをなぞりながら、笑う彼の表情がどうしようもなく好きで、また水気が増した気がした。