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タワーマンションの恋人
第4章 * シオン


「…2本でキツいんだ、」

そう言って、ゆっくり中でバラバラと指を動かす。

「うぅ…っシオ、んんっ…あぁっ!」

「ここ気持ちいい?」

声が大きくなったところを数回揺さぶられると、パクパクと本当の口のようにソコが意に反して震える。

「…いいっ、気持ちいい、よっ…」

「そっか」

そう言って笑うとシオンは指を抜いてしまった。

「見て、これ。」

差し出された指はいやらしく光っている。
その指を躊躇なく咥えたシオンはやっぱり18歳には見えない色気を放っている。

「…お前の汁、甘いね。自分の舐めてみる?」

「ひゃ、んっ…!」

また唐突に2本の指が疼く下半身に挿し込まれ声が漏れる。


ぐちゃぐちゃと音を立てながら掻き混ぜられれば、頭が働かなくなっていく。

そしてまた消化不良で指を引き抜かれれば、シオンの指がわたしの唇をなぞる。

「舐めてみ、自分の。」

働かなくなった頭は言われた通りにすることしか出来なくて。

舌を唇に這わせるとうっすら甘酸っぱいような味がする。

そんなわたしをじっと見ていたシオンがゆっくりとわたしの口内へ指を滑りこませてきた。


「んん、」

「舐めて?」

片手はもう一度下半身に向かいながらも、口内の指はゆっくりと動かされていく。




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