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タワーマンションの恋人
第6章 * フミヤ




「フミの手で、綺麗にして?」

そう言ってやってきた脱衣場。
お互い下着だけになれば、視線に困る。


彼の手が腕に触れてスーッと撫でるから目を閉じる。
ウエストに触れた手が熱くて「っ、」思わず身体が反応する。


「華、いいの?」

「うん。」

そう答えると、フミヤはわたしの下着をゆっくり剥ぎ取り、自分は腰にタオルを巻いてバスルームにやってきた。


大人二人でも大きく感じるバスルーム。
バスタブの縁に彼はわたしを座らせた。


「充分、華は綺麗だよ。」

そう言って彼も膝立ちになり向き合うとキスを交わした。
キスは初めてではないけど、裸で交わすとまたいつもと違う感覚。


彼の舌が胸の突起を掬うように舐める。

「っ…ハァ、」
声が漏れれば、彼は指先で下半身の突起に触れた。
「んッ、あぁっ…」

「華、ここ、綺麗にしよっか。」

いつもの優しいフミヤとは違うトーンで言われたかと思うと、指が埋め込まれる。
濡れはじめたそこはまだきつく、指を締め付けている。

「うぁ…っ!んッ…。」
彼の顔を見下ろす形になると、伏目がちなその顔はあまり見たことない少し神経質そうで、真面目な顔。

「ゆっくり、綺麗にしてこうな?」
クチュクチュと音を立てながら、指を動かせば驚くほどの速さで濡れていく。

彼の指はナカで曲がったり擦れたりしていい場所をついてくる。
ゴツゴツした男の指の感覚を締まった時に感じると更に感じてしまう。

「あっ、あぁっ!指…!そんな、」

「いっぱいナカから出てくる。もっと出していいからね。」

そう言った時には、細いとはいえ彼の指を3本咥えていた。

卑猥な音がバスルームに響き、羞恥心を駆り立てる。
指はバラバラに動き、良いところを確実に擦りつつ、スピードを増す。

「そ、んな…あぁっ、んっ!ァッ!あぁ!」

「イく?1回気持よくなっとこうか?」

そう言って空いてる手が背中にまわり、体を少しだけ抱かれるとその優しさにまた膣がキュンとなり「んんっ!あぁ!!あぁっ…!」彼の肩を手で握りながら、彼の指を下の口で痛いくらいに咥えて、わたしはイった。


指を抜かれるだけで「ぁぁ…」と声が漏れれば、フミヤは柔らかく笑って「可愛い。」と言いながらわたしの胸に顔を埋めた。




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