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タワーマンションの恋人
第6章 * フミヤ
二度目の快楽の波が押し寄せて、全身の力が抜ければフミヤの腕で支えられる。
「華、少し休憩。お風呂浸かろっか。…おいで?」
そう言って広々とした湯船に引き込まれた。
彼の足の間に納まれば、脱力感。
背中に感じる彼の胸板の感覚が心地よくて身を任せれば、彼の指がそっと頭から頬を撫でるように動く。
「華、大丈夫?」
尾てい骨の辺りに熱くて硬いものがあたる。
「…フミは、意地が悪い…。」
そう言うと彼は柔らかく笑って、彼の手が胸を包む。
「そうだよ?俺めっちゃ、意地悪なんだよね。」
そして突起のまわりをなぞるように指を動かし、主張を始めたそこを柔らかく弄る。
「もう、、やだ…」
「身体、更に感じやすくなってる。」
そう言って首筋にカプッと音を立てるように唇をつけると、柔く吸っては離れ、舌先が這っていく。
彼の腕がウエストに回ると、手のひらがまだ落ち着かない陰部に向かう。
「…っ、て!まって…?」
「ん?」
「わたし、ばっか、やだっ…」
「言ったでしょ?華がわけわかんなくなるところみたいの、俺。」
「っ…フミ、変態、なの?」
入り口をゆっくりなぞる彼に聞くと、彼は吹き出した。
「うん、変態かもね。」
そう言ってから、また指を埋め込んでいく。
お湯とは違うぬめりのある液体が、終始まとわりついているのが自分でもわかった。
「すぐ溢れてくるね。」
初めて触れられたはずなのに、まるで熟知しているかのように指を動かす。
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