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タワーマンションの恋人
第7章 * リョウマ




思わず足をぎゅっと閉じて、胎児のように身を縮める。


「華、なにやってんの。」
そう言って軽く膝辺りを叩き、開こうとする。
でも、更に身を縮めて反抗する。

「ほら、足開けよ。」
少し苛立ったその言葉と供にお尻を叩かれる。

「ぃゃ…、やだぁ…!」

「とか言って、叩かれるのも感じるクセに。」

パンッー!と破裂音が3回響くとお尻がヒリヒリと熱を持つのに、下腹部が疼く。

「あぅっ…あぁっ、」

お尻から触られた穴の付近は更に濡れ、その液はお尻を伝う。


「こんな濡らしてんのに、いやなんだ。ならいいや。」


そう言って、向きを変えられ仰向けになり、つけたままの両膝を胸に向かって押し上げる。
すると、もう隠せなくなり、彼には丸見え。


いつの間にか消えていた電子音がまた鳴り始める。
ウィィィーーーーンっと細い音を立てる。


「やっ!いやなの!!!!リョウマ!!!ごめんなさい、ごめんなさいっ!お願い!!挿れないで!!」


そう喚けば、足を押す圧迫が更に強くなる。


「なんでー?イカせてあげるのに?」

「やなの!!!っ…ふっぇ…、っ…ふぇ、怖いのっ…」

思わず、涙が溢れて嗚咽が漏れる。

「や、め、てっ…!挿れないでっ…!」

縛られてる腕をこれでもかと言うくらいに引っ張るように暴れる。

おもちゃでイカされたくなくて、必死で抵抗する。

「やぁなのっ…ひっく…リョウマがいいっ…リョウマなら、なにされても、我慢、するから…」

涙でぐちゃぐちゃになりながら懇願すれば、やっとリョウマが口を開いた。





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