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先生と私と幼馴染
第2章 記憶喪失

「真鍋先生っ!!!急患です!!急いで準備をお願いします!!」
「わかりました」
なんだか嫌な予感がする
新は白衣を着てさっきの看護婦と緊急手術室にむかった
向かっている途中に容態やあるていどのことを聞いた
どうやら17歳の少女で4階のビルから飛びおりたらしい。
さいわいそこに木が3、4本ありクッションの代わりになったようだ
しかしいくら木があったからといっても4階から木にダイブとはかなり危険な状態のはずだ
しかもなんだか妙な胸騒ぎがする
「…美雨!!美雨!!!しっかりしろ!」
少し遠くから声が聞こえる
美雨?まさかな……
新は患者の方へ足を早めた
そして台車に近寄り美雨か否か確認した

