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先生と私と幼馴染
第3章 お見舞

真鍋先生と看護婦さんはまだ何か話している
真鍋先生笑ってる
二人って仲いいのかな…?
美雨はゆっくり二人を見ないように目を閉じた
そう言えば前もこんな事あったような気がする
前も?
あれ、前って何?いつの事?
「…ぅ…!」
記憶を思い出そうとすると激しく頭がいたんだ
美雨は顔をしかめた
美雨の小さな呻き声を聞きつけ新が駆け寄ってきた
「美雨!どうしたんですか?」
新が心配そうに見雨の顔を覗き込んだ
「頭…が…痛い…」
新は美雨のおでこに右手を当てて左手を自分のおでこに押し当てた
「熱はないみたいですね
痛みがひどかったら痛み止め飲みますか?」
美雨はおでこにある手を気にしながらもコクンと小さく頷いた
「今日は念のためレントゲン検査しますね
頭に異常がないか確かめないといけまないんで」
「はい…」

