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先生と私と幼馴染
第3章 お見舞

トントン
ガラー
ドアの方をみると目覚めた時に始めに見た看護婦さんが入って来た
「美雨ちゃんおはよー
具合はどう?」
「えーっと…大丈夫です」
良かったーなんていいながら真鍋先生に近づいて行き持っていたファイルを渡した
「はい
頼まれてた3016号室の田中さんのカルテ」
「ありがとうございます」
新は差し出されたファイルを丁寧に受け取るとパラパラと中身を確認した
「よくここが分かりましたね」
ボソッと新が小さくつぶやいた
「わかるわよ
新のいるところくらい」
どういうことだろう?
この看護婦さんは真鍋先生の彼女なのかな…
チク
胸がいたい…

